コンサートでの演奏曲目は、
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愛のロマンス:スペインの古い民謡をギター用に編曲した作品であり、1952年のフランス映画「禁じられた遊び」のテーマ曲として一躍有名になりました。クラシックギターの代表曲として世界中で親しまれています。
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アルハンブラの思い出:スペイン人作曲家のフランシスコ・タレガによる作品であり、世界遺産アルハンブラ宮殿にある噴水の印象を波紋のような奏法(トレモロ)で表現しています。一見ゆったりしていながら、高い技術をようする名曲です。
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A列車でいこう:ビリー・ストレイホーン作曲。D.エリントン楽団の演奏で有名になったジャズの定番曲であり、題名には「ジャズを聴きに(NYジャズの中心地ハーレムへ)行くならニューヨーク市地下鉄特急A列車に乗るといいよ」という意味が含まれ、軽快で楽しい作品です。
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さくらの主題と変奏曲:作曲家・横尾幸弘が、世界的ギタリストのジョン・ウィリアムスのために作曲した作品。日本古謡「さくらさくら」のメロディが様々な形で登場します。今年は、日本からアメリカに苗木が送られて100周年の年であり、村治さん自身も2ヵ月前に米国で色鮮やかな八重桜を堪能されたそうです。
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フォーコ「炎」:フランスの作編曲家・ギタリストとして活躍する鬼才ローラン・ディアンスが重い心臓病から立ち直ったときの生きる喜び、希望を書いた曲であり、最後にギターをパーカッションのように叩く演奏が特徴です。
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以上の5曲で観客は曲が終わるたびに、感動を盛大な拍手に変えて村治さんに送っていました。
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