平成24年度「第29回業績発表会」開催報告
                管理部企画課

 第29回業績発表会は、平成24年12月21日(金)に、昨年7月に竣工した新本館の大会議室を第1会場、中会議室を第2会場とする2つの会場で開催いたしました。
 この業績発表会は、職員がその事業や学術研究のうえで、成し遂げた成果を発表・討議する機会を設けることによって、職員相互の研鑽と連帯の強化を図り、効果的・総合的なリハビリテーションの推進を図ることを目的に昭和59年度から毎年12月に開催されているものです。
 平成12年度からは、他の国立更生援護施設の職員にも参加を呼びかけ、今年度は、神戸視力障害センター、伊東重度障害者センター、別府重度障害者センター、秩父学園と多くの参加があり、更にバリエーションに富んだ内容となりました。演題総数は80題あり、昨年から新たなセッション分野として加わった「発達障害」も含めて、口頭発表74題(肢体不自由14、視覚障害11、聴覚・言語障害10、全障害12、高次脳機能障害10、発達障害7、その他10)、ポスター発表6題と昨年度に増して多くの登録がありました。発表時間を確保するため、今年度は全ての演題の発表時間を7分間に統一しました。登録時に10分や15分の発表時間で登録された演者の方々は、短い時間にまとめるのに苦慮されたことと拝察いたします。
 業績発表は、演題を障害毎にセッションに分け、そのセッション分野を専門とする職員が座長として進行に当たり、発表とそれに対する質疑応答を通して相互の理解を深めることとしています。
 また、恒例ですが、優秀な発表には総長より表彰状が授与されました。業績発表会資料(予稿集)での事前審査と当日の発表内容について、審査委員会による厳選な審査の結果、次の方々が表彰されました。
(敬称略)

○優秀賞

自立支援局理療教育・就労支援部

 伊藤 和之

 研究所福祉機器開発部

 伊藤 和幸 

 病院リハビリテーション部

 西脇 友紀

 研究所義肢装具技術研究部

 三ツ本 敦子

 研究所脳機能系障害研究部

 和田 真

○奨励賞

 自立支援局秩父学園

 大野 さち子

 病院健康増進センター

 山下 文弥

○特別賞



 自立支援局神戸視力障害センター

 伊達 徳昭 

 自立支援局伊東重度障害者センター

 森野 徹也 

 自立支援局別府重度障害者センター

 浦田 真由美 



 優秀賞等の受賞者(上記の10名)の皆さんからは、発表の概要を含め、今後の抱負等について、「第29回業績発表会職員表彰報告」として本誌(web版)でご紹介する予定です。ご期待下さい。
 なお、全演題・発表者及び予稿(一部未公開を除く)を、センターホームページに掲載しておりますのでそちらもご覧いただければ幸いです。
 今回は冒頭でも紹介いたしましたとおり、新しい建物の新しい会場、そして新しい機器と、初めてのことばかりで、準備を含め当日の進行がうまく行くか大変不安も多かったのですが、発表者からは概ね好評を得られたようです。
 最後に、前回に増して非常に過密スケジュールで実施された今回の業績発表会でしたが、大過なく終了できたことに対し、発表された皆さま、前日の準備から当日の運営までご尽力を頂きました職員の皆さまに深く感謝申し上げます。


戻る(o)