第35回理療教育入所式
                自立支援局 理療教育・就労支援部理療教育課

 平成26年4月17日、ハナミズキが色鮮やかに咲きほこる穏やかな陽気の中、新たに鍼灸マッサージ師となるための途を歩み始める皆さんが、大会議室で入所式に臨みました。
まず飯島節自立支援局長が演壇に立ち、おひとりおひとりのお名前が呼ばれ、皆さんはこれからの期待を胸に力強く返事をしました。
今年度は、専門課程18名、高等課程5名の計23名が新しいスタートを切りました。
 続いて、飯島局長の式辞です。
 まず、眼が不自由となってから鍼灸マッサージ師となる新たな一歩を踏み出すまでの葛藤や不安に思いを寄せ、新たな一歩を踏み出す決意を称える言葉がありました。
 続いて、鍼灸マッサージの歴史に触れられ、古代中国での発祥、日本では8世紀の「医疾令」という書物に針の記述があること、明治以降の西洋医学の隆盛の中を乗り越えてきたことに触れられ、近年の統合医療の概念の中で必要とされているという紹介がされました。
 また、これから目指すあん摩マッサージ指圧師とはり師きゅう師の国家試験の厳しい道のりや資格取得後の就業の状況について話がありました。
 最後は、国民の保健医療に貢献するという高い志のもとで学業をおさめ、そのためにも自らの健康に留意して過ごしていただきたいという願いで結ばれました。
 その後、幹部職員から歓迎のあいさつがなされ、閉式となりました。
 式後、各クラスの学級担任、担当ケースワーカーの紹介がおこなわれ、それぞれセンター内のオリエンテーションが始まりました。



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