第35回リハ並木祭を終えて

リハ並木祭実行委員会事務局総合支援課 植木 朋子

 去る10月18日(土)、ぬけるような青空のもと、国立障害者リハビリテーションセンターと国立職業リハビリテーションセンターの共同主催による、第35回リハ並木祭を開催しました。
 17日(金)の午後から開会式と内覧会を行いました。開会式では司会進行、開会宣言を利用者実行委員が行いました。テーマ及びポスターの最優秀作品及び優秀作品の表彰があり、各1名に賞状が授与されました。
  テーマは応募総数92点の中から藤平将司さんの『組み立てよう、自分の未来パズルを』が最優秀作品として選出され、また、ポスターは11作品の中から、野間口さんの作品が選出され、ポスターの他、パンフレットにも使用されています。  


 障害があっても「いつでもおしゃれに!」をテーマとした「国リハコレクション2014」には30の企画が参加し、関連する活動・製品の紹介に加え、産官学連携による初の試みとして文化服装学院、リフォームスタジオ株式会社、スマイルエッセンス合同会社によるオーダーメイド、リフォーム衣料、ユニバーサルウェディングのファッションショーが行われました。多くの方が詰めかけ、NHKのニュースでも取り上げられました。
 地域団体からは、当センターの修了生、障害福祉サービス事業者、当事者団体など22企画の参加がありました。 また、利用者のクラブ活動の発表として、軽音楽部のライブや華道部による生け花の展示、体育館では、パラリンピック競技として活躍が期待されている、車椅子バスケットボール、ウィルチェアーラグビーのデモンストレーションゲームが行われました。
 実行委員の利用者の方を始め、多くの利用者のみなさんが、積極的に企画へ参加し、1119名の方に来場いただくなど、盛況のうちに終わることができたと感じています。
 また、多くの地域団体の皆様に参加していただいたこともあり、日々の活動についての報告や、交流・情報交換の場となり、「地域とのつながり」を深めることができたことと思います。
 リハ並木祭の運営にご尽力いただいたセンター内外の多くの方々、リハ並木祭を楽しみに来場してくださった地域の方々にこの場を借りて厚くお礼申し上げます。

戻る(o)