減量するためのコツあれこれ(第66回健康教室より)

障害者健康増進・スポーツ科学支援センター
栄養係長 印南佳代子

今回は、食の面からの肥満対処法についてです。
現在、減量に取り組んでいる方々にお聞きしました。

体重が増えたきっかけは?
●動かなかった。
●動かなくなったのに、これまでと同じように食べた。
●時間があるので、いつも食べていた。
●大盛を食べていた。
●おなかいっぱいになるまで食べた。
●食べ放題の店を選んでいた。
●清涼飲料水を何本も飲んでいた。
●夕食後に食べた。
●夜中に食べた
活動する量よりも 食べる量が多いと、体重は増えます。

それでは、体重が減ったきっかけは?
○やせようと意識した。
○目標を持った。
○体重を量るようにした。
○動くようにした。
○食べた物の記録をつけるようにした。
○うす味にした。
○腹八分目にした。
○野菜を多く食べるようにした。
○揚げ物の料理を減らした。
○甘い飲み物を減らした。
○大袋ではなく、個包装の菓子にした。
○エネルギーの低い菓子にした。
○夜食や間食は食べないようにした。
○夕食の後は食べないようにした。
増える時とは反対に、食べる量が減って活動する量が増えると、体重は減ります。

体重や歩数をグラフにしたり、 小さな目標を決め 達成できたらマークをつけたりすると、励みに なります。 食べ物や飲み物のエネルギー量を確認することも良いですね。

食べ過ぎないようにするコツは?
◇空腹感を紛らわせるために掃除をする。
◇冷水を飲む。
◇3分間我慢する。
◇炊いたごはんは1回分ずつ小さいパックにつめる。
◇お金は多く持ち歩かない。

減量がうまくいかないのはどんな時?
■長期休暇
■週末
■帰省
■寒い季節
■試験のとき
■嫌な気分のとき
■3ヶ月目(順調に減量していたのがストップしてしまう。)
■プロ野球シーズン(ラジオを聴きながら食べてしまう。)

まとめ
減量するためには
自分に合うもの、安全なもの、無理なくできるものを継続することが大切です。

減量は地道にこつこつ行うことがうまく行くコツ




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