生活訓練課所外レクリエーション実施報告

自立訓練部生活訓練課

 11月26日(水)自立訓練部生活訓練課で、生活訓練の利用者と職員計24人が参加する所外レクリエーションを行いました。目的地は立川防災館とイオンモールむさし村山です。朝から雨が降るあいにくの天候でしたが、大型バスで一緒に出かけてきました。
 立川防災館は地震や火災などの災害にあった時、被害をできるだけ少なくするための心構えや行動を楽しみながら身につけることができる体験型学習施設です。この日は、煙体験と地震体験を行いました。煙体験室では、煙の特性や恐ろしさについて説明を受けた後、体験を通して建物で火災にあった時に煙を吸わずに避難する方法を学びました。薄暗く、煙で視界を遮られた建物内を移動することは難しく、また、もしこれが本物の煙で有毒なものだったらと想像すると、実際の火災場面ではパニックに陥ってしまうのではないかと怖く感じました。
 地震体験室では、突然の揺れがきても慌てないように、普段の心構えやいざという時の行動を学びます。過去に実際に起きた東日本大震災や阪神・淡路大震災などの揺れ方を機械で体験しました。大きく揺れている時は身動きができず潜り込んだ机の脚にしがみつくのが精一杯で、普段テレビで見る映像だけでは分からないことを学びました。
 利用者の方々も体験により受けたインパクトは大きかったようで、いつくるか分からない災害への備えを改めて意識することができました。立川防災館では、今回体験した他にも消火訓練室や応急救護訓練室等の体験コーナーがあり、次回訪れた時には体験させていただきたいと思います。
 イオンモールむさし村山では、利用者の方々それぞれに自由に過ごしていただきました。限られた時間ではありましたが、クリスマスツリーを買う方、お気に入りのコーヒーを飲んでのんびりする方、たこ焼きを食べる方など、皆さん思い思いに楽しめた様子でした。
 所外レクリエーションは普段の訓練とは異なる環境で、利用者同士や職員との交流を深めることや、リフレッシュすることを目的にしています。今後もこのような機会を大切にしながら、利用者の皆様により良い訓練サービスを提供できるよう努めたいと考えています。
写真1:煙体験の様子
煙体験の様子
写真2:地震体験の様子
地震体験の様子
写真3:イオンモールむさし村山にて
イオンモールむさし村山にて


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