世界自閉症啓発デー2015
                発達障害情報・支援センター

 2007年の国連総会において毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)とすることが決議され、全世界の人々に自閉症を理解してもらう取り組みが行われています。
 日本でも厚生労働省及び文部科学省を中心に世界自閉症啓発デー・日本実行委員会が組織され、4月2日からの一週間を「発達障害啓発週間」と定めて、自閉症をはじめとする発達障害について、広く啓発する活動が行われています。
 当センターの所在地である所沢市においても、自閉症、発達障害に関する講演会の開催の他、4月2日には、東京タワーのブルーライトアップを中心に日本中を青い光で結ぶ催しの一環として、日本で初めて飛行場ができた街として、「YS−11ライト・イット・アップ・ブルー」(日本初国産旅客機YS−11のブルーライトアップ)が行われました。
また、4月2日〜8日に市役所で「発達障害の理解と支援」をテーマに啓発展示会が開催され、発達障害情報・支援センターからもパネルの展示を行いました。
 例年この時期に行われている「世界自閉症啓発デー2015・シンポジウム」は4月4日(土)に、東京の全国社会福祉協議会・灘尾ホールで『共に支え合う−一人ひとりのつながりが大きな輪に−』をテーマに開催されました。午前のシンポジウム①「共に支え合う−子どもの育ちをはぐくむ"輪"−」においては、新潟県三条市長と滋賀県湖南市長が、午後のシンポジウム②「共に支え合う−暮らしと仕事を支える"輪"−」においては、岡山県総社市長と兵庫県神戸市長から各自治体の取り組み事例の報告があり、その後意義のある意見交換がなされました。
 発達障害情報・支援センターも2011年から世界自閉症啓発デー・日本実行委員会委員として携っており、今後も「発達障害」の広報・啓発活動に力を注いでまいります。

写真:東京タワーのブルーライトアップ



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