平成27年度「第32回業績発表会」開催報告
                企画・情報部企画課

第32回業績発表会は、平成27年12月18日(金)に、本館4階大会議室を第1会場、中会議室を第2会場とする2つの会場で開催いたしました。またポスター発表については、同じく本館4階エレベーター横のスペースにて掲示を行いました。
 この業績発表会は、当センター職員がその事業や学術研究のうえで、成し遂げた成果を発表・討議する機会を設けることによって、職員相互の研鑽と連帯の強化を図り、効果的・総合的なリハビリテーションの推進を図ることを目的としており、昭和59年度から毎年12月に開催されている当センターの主要な行事の一つです。
 今年度の演題登録数は昨年度の71題から大幅に増え、91題となりました。その内訳は口頭発表が80題(肢体不自由13、視覚障害16、聴覚・言語障害9、全障害6、高次脳機能障害8、発達障害12、その他16)、ポスター発表が11題でした。
 業績発表会については、各演題を障害種別毎のセッションに分け、それぞれの分野を専門とする職員が座長として進行に当たり、進行中は、発表者と会場の職員との質疑応答を通じ、各職員がセンター内の事業や研究について、相互に理解を深めるほか、各セッションの座長が前もって各演題の予稿に目を通し、意見や疑問点を事前に発表者に投げかけ、当日の積極的な議論を引き出していただき行っています。
 また発表会終了後は、職員表彰式が行われ、優秀な発表者に対し総長より表彰状が授与されました。業績発表会における職員表彰は、予稿での事前審査と当日の発表内容に関して、当センター内に設置している職員表彰審査委員会による厳正な審査を行い、表彰者を決定しています。今年度は次の10名の方が受賞されました。(敬称略)

○優秀賞
病院看護部鏡味 麻里子
学院義肢装具学科徳井 亜加根
自立支援局総合相談支援部土屋 温子
学院手話通訳学科市田 泰弘
研究所感覚機能系障害研究部森 浩一
病院看護部髙橋 美枝子
病院障害者健康増進・運動医科学支援センター矢田部 あつ子
病院第二診療部林 知茂
○奨励賞
研究所脳機能系障害研究部髙野 弘二
○特別賞
神戸視力障害センター山田 裕基

 なお今後、上記10名の受賞者の皆さんの受賞コメントについて、「第32回業績発表会受賞者コメント」として本誌(web版)でご紹介する予定です。
 おって、今年度も業績発表会の各演題・発表者及び予稿(一部非公開を除く)を、後日当センターホームページに掲載し、当センター職員の取組として情報発信してまいります。
 最後に、職員の皆様には、1日のみの時間的な制約もある中、業績発表会を滞りなく終了することができましたことに感謝申し上げますとともに、来年度の業績発表会にもたくさんの登録をお願いします。



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