平成28年12月22日(木)、センター本館4階大会議室を第1会場、中会議室を第2会場として、第33回目となる「国立障害者リハビリテーションセンター業績発表会」を開催いたしました。
この業績発表会は、当センター職員がその事業や学術研究のうえで、成し遂げた成果を発表・討議する機会を設けることによって、職員相互の研鑽と連帯の強化を図り、効果的・総合的なリハビリテーションの推進を図ることを目的としています。昭和59年度から続く、当センターの主要な行事の一つです。
今年度も、部門間で連携し作成されたものを含む76題の演題の登録がありました。その内訳は口頭発表が64題(肢体不自由8、視覚障害12、聴覚・言語障害6、全障害6、高次脳機能障害9、発達・知的障害14、その他9)、ポスター発表が12題でした。
発表に当たっては、各演題を上記障害種別毎のセッションに分け、それぞれの分野を専門とする職員を座長として進行いたします。また、ポスター発表は、本館4階エレベーター横のスペースにて、終日掲示を行います。職員は興味のある演題を自由に聴講することができ、同部門あるいは他部門の事業及び研究内容の一層の理解を深めることができます。障害者リハの中核機関として、多岐に渡った支援や研究を続ける役割を果たしていくために、こうした場を大事に、今後の支援・研究につなげていきたいと思っています。
発表会終了後には職員表彰式が行われ、優秀な発表者に対し総長より表彰状が授与されました。業績発表会における職員表彰の対象者は、当センターの職員表彰審査委員会が厳正な審査を行い決定しています。今年度は次の10名の方が受賞されました。(敬称略)
○優秀賞 |
病院看護部 | 谷脇 路子 |
病院第一診療部 | 浦上 裕子 |
自立支援局第一自立訓練部 | 水谷 宣昭 |
研究所感覚機能系障害研究部 | 安 啓一 |
病院第二診療部 | 石川 浩太郎 |
病院第三診療部 | 田島 世貴 |
研究所感覚機能系障害研究部 | 世古 裕子 |
研究所感覚機能系障害研究部 | 瀧田 真平 |
○奨励賞 |
病院リハビリテーション部 | 角田 航平 |
○特別賞 |
秩父学園 | 日野 憲文 |
なお今後、上記10名の受賞者の皆さんの受賞コメントについて、「第33回業績発表会受賞者コメント」として本誌(web版)でご紹介する予定です。また、各演題・発表者及び予稿(一部非公開を除く)についても、後日当センターホームページに掲載し、センターの取り組みとして情報発信してまいります。