平成29年度「第34回業績発表会」開催報告
                企画・情報部企画課

平成29年12月22日(金)、センター本館4階大会議室を第1会場、中会議室を第2会場として、34回目となる「国立障害者リハビリテーションセンター業績発表会」を開催いたしました。
 この業績発表会は、当センター職員が、その事業や学術研究の上で成し遂げた成果を発表・討議する機会を設けることによって、職員相互の研鑽と連帯の強化を図り、効果的・総合的なリハビリテーションの推進を図ることを目的として、昭和59年度から続く、当センターの主要な行事の一つです。
 今年度も、部門間の連携を含む77題と多くの演題の登録がありました。その内訳は口頭発表が70題(肢体不自由10、視覚障害12、聴覚・言語障害4、全障害5、高次脳機能障害8、発達・知的障害20、その他11)、ポスター発表が7題でした。
 発表に当たっては、各演題を上記障害種別毎のセッションに分け、それぞれの分野を専門とする職員を座長として進行いたしました。また、ポスター発表に関しては、併せて、本館4階エレベーター横のスペースにて、終日掲示いたしました。職員は興味のある演題を自由に聴講することができ、同部門あるいは他部門の事業及び研究内容について、一層の理解を深めることができます。障害者リハビリテーションの中核機関として多岐に渡る研究や支援続ける当センターであるからこそ、こうした発表の場を大切に、今後の横断的な研究・支援につなげていきたいと考えております。
 発表会終了後には表彰式が行われ、優秀な発表者に対し総長より表彰状が授与されました。業績発表会における職員表彰は、予稿での事前審査と、当日の発表内容に関して厳正な審査を行い、当センター内職員表彰審査委員会において表彰者の決定を行っています。今年度は次の10名の方が受賞されました。(敬称略)

○優秀賞
自立支援局第二自立訓練部清水 健
学院リハビリテーション体育学科梅崎 多美
自立支援局理療教育・就労支援部近藤 和弘
研究所障害工学研究部東 祐二
自立支援局理療教育・就労支援部小林 菜摘
研究所感覚機能系障害研究部灰谷 知純
研究所運動機能系障害研究部愛知 諒
○奨励賞
病院リハビリテーション部清水 麻由子
研究所脳機能系障害研究部林 奈々
○特別賞
秩父学園久郷 英伸

 なお今後、10名の受賞された方の受賞コメントについて、「第34回業績発表会受賞者コメント」として本誌(web版)で紹介する予定です。また、各演題・発表者及び予稿(一部非公開を除く)についても、後日当センターホームページに掲載し、センターの取り組みとして情報発信していきます。



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