オープンハウス(研究所一般公開)の開催案内

オープンハウス実行委員会

  当研究所では、医学、工学、社会科学と広範囲の専門分野の研究者が集まり、障害のある方々の自立支援、施策に資する研究を行っています。基礎的な研究から、開発研究まで、病院および自立支援局と隣接しているという利点を活かし、臨床に密接した研究に取り組んでいる点が当研究所の特徴です。
 今年度も、研究内容と成果を多くの方々に知っていただくために、「リハビリテーション研究?ともに生きるために?医・工・福祉の融合」というテーマで、オープンハウス(研究所一般公開)を開催いたします。ぜひこの機会に、障害に関連する様々な領域の研究に触れてみてください。当日は、当研究所で開発された福祉機器の紹介、各部門の研究内容を紹介するパネル展示、サイエンスカフェ等で、皆様と意見交換を行えることを楽しみにしております。(今年度はリハ並木祭(文化祭)と同日開催となります。)

◆日 時 平成30年10月20日(土曜日)(9時〜16時)
◆ところ 国立障害者リハビリテーションセンター研究所
◆内 容 研究所各部が進めている研究についてのパネル展示や、開発・活用機器の紹介、およびサイエンスカフェの実施
◆参加費 無料 (事前登録 不要)
◆情報保障、詳細情報は以下のページをご覧ください
http://www.rehab.go.jp/ri/event/2018openhouse.html

展示内容(予定)
★ライフモデルルーム・モデルハウス
<高次脳機能の研究>
●発達障害研究室の研究紹介 ●「気持ち」をつなぐ支援機器 ●「生きにくさ」の背景にある神経メカニズム ●ブレイン-マシン・インターフェイス(BMI)実用化研究 ●高次脳機能の客観的評価手法およびニューロフィードバック手法の開発 ●音声処理の脳メカニズム ●文理解の脳メカニズム ●感情処理の脳メカニズム
<リハビリテーションを支える工学技術>
●障害者支援機器・評価機器のためのセンサの研究開発 ●車いす利用者を想定した支援機器等の開発・評価を目的とするダミーの研究 ●高次脳機能障害者のためのスマホ用アプリと移動支援に関する研究 ●重度運動機能障害者を支援するジェスチャ認識インタフェース ●障害がある人の支援機器関係のモノ作りに関する人材育成の研究
<日常生活・社会参加を支える技術>
●シーティング介入効果を明確化するための座位姿勢の定量的計測 ●透明文字盤コミュニケーションにおける支援者を支援する機器 ●タブレット版認知リハビリテーションの開発研究 ●大切な情報を知らせてくれる生活支援ロボット ●統合失調症患者のための服薬カレンダー
<サイエンスカフェ>
●脳サイエンスカフェ(脳機能系障害研究部)
★第一研究棟
<サービス、制度を考える>
●障害者と災害に関する研究 ●障害者の社会参加の促進に関する総合的研究 ●補装具の価格のはなし
<視覚・聴覚・発話の研究>
●網膜の変性と再生に関する研究 ●網膜色素変性の診断・進行予防法に関する研究 ●聴覚障害の病態解明と聴覚補償に関する研究 ●吃音の病態解明と評価・治療法の開発
<自助具・義肢の研究>
●下肢切断者と義足に関するデータベースの構築とその解析 ●色距離画像センサを用いた義足荷重訓練 ●義手・義足をはじめて装着する方々に向けたパンフレット作成 ●先天性上肢形成不全児用各種デバイス ●模擬筋電義手の体験〜普及に向けた試用評価サービス〜 ●走行用模擬義足の展示
★第二研究棟
<生体機能・運動機能の研究>
●健康増進のための運動と褥瘡予防への配慮 ●再生医療と連携した身体機能改善のためのリハビリテーション ●立位姿勢を最適化するリハビリテーション装置の開発 ●脳卒中後遺症の改善のための評価・リハビリツールの開発 ●脊髄損傷者用カーボン長下肢装具の開発 ●身体に調和する義手の開発 ●メカニカルストレスによる生体内炎症の制御機構 <支援機器の開発と評価>
●車いす搭載型うつ熱予防システム ●下肢装具の試験評価 ●電動車椅子シミュレータ ●3Dプリンタで作る自助具のデザイン

オープンハウス開催案内ポスター 画像:オープンハウス開催案内ポスター
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