シンポジウム「身体障害認定が抱える課題と今後の認定制度のあり方」

終了いたしました。多数の御参加をいただき、どうもありがとうございました。

開催趣旨

 身体障害者福祉法に基づく障害認定は、(1) 判定方法が現在の医学的標準に合致していない、(2) 障害の認定の目的と手帳所持者の取得動機に乖離が見られるといった状況に直面しています。

 本シンポジウムは、障害等級判定の現場、手帳所持者の利用状況という2つの視点から現行の障害認定制度が抱える課題を明らかにし、今後の認定制度のあり方について総合的な検討を行うものです。

シンポジウム概要

※本シンポジウムは、厚生労働科学研究(障害保健福祉総合研究)推進事業実施要綱に基づく研究成果発表会として、財団法人日本障害者リハビリテーション協会の助成を得て開催されました。

プログラム

13:30-13:40開会挨拶
     国立障害者リハビリテーションセンター総長  岩谷 力 (資料:PDF 779KB)
13:40-14:30基調講演「障害概念と障害評価制度―社会保障の観点から」
     国立社会保障・人口問題研究所長       京極高宣 (講演資料:PDF 498KB)
14:40-16:25パネルディスカッション「身体障害者福祉法に基づく障害
       認定制度が抱える課題と今後の認定制度のあり方」
  1. 視覚障害等級判定における問題点
     国立障害者リハビリテーションセンター病院  西田朋美 (資料:PDF 951KB)
  2. 肢体不自由等級判定における問題点
     横浜リハビリテーションセンター事業団    伊藤利之 (資料:PDF 1,450KB)
  3. 心臓機能障害等級判定における問題点
     北里大学医学部循環器内科          和泉 徹 (資料:PDF 3,562KB)
  4. 手帳所持者の福祉サービス利用の現状
     浦和大学総合福祉学部            寺島 彰 (資料:PDF 325KB)
  5. 手帳所持の経済的便益の推計
     国立障害者リハビリテーションセンター研究所 玉川 淳 (資料:PDF 663KB)
(15:55-16:00休憩)
総合討論(司会:岩谷力、寺島彰)
16:25-16:30閉会挨拶
     国立障害者リハビリテーションセンター更生訓練所 江藤文夫

シンポジウムの模様

写真 基調講演、講演をする京極高宣氏 写真 パネルディスカッション、パネリストたち 写真 会場風景 写真 同じく会場風景