シンポジウム13:00~17:00展示11:00~17:20
東京大学 浅野キャンパス
武田先端知ビル(武田ホール)
近年、国内外で「記憶や認知機能を支える福祉機器」を活用した認知症のある人の
生活支援が取り組まれています。この中で、機器が、「自立した生活」、「安心感の向上」、
「家族の負担軽減」などに役立ち、地域ケアの新たな手段となることがわかってきています。
第10回シンポジウムは、在宅高齢者の支援にあたる自治体との連携事例を共有し、高齢者が自らの力を
用い自分らしく暮らすために、ロボット技術がどのような点で貢献しているのか、有意義な活用のために整えるべき
課題は何か、話し合い、現場に即した活用事例を拡げていくことを目的に開催致します。
第1部では、急速な高齢化に向けて対策を進める自治体の事例を、菊地豊伊豆市長よりご紹介いただきます。後半では、
科学技術振興機構戦略的イノベーション創出推進プログラム「高齢社会を豊かにする科学・技術・システムの創成」について、プログラムオフィサー伊福部先生にご講演いただき、そのなかで進めている「高齢者の記憶と認知機能低下に対する生活支援ロボットシステムの開発」の成果報告を致します。第2部では、先駆的な取り組みについてご講演いただき、総合討論を行います。
急速に広まりつつあるコミュニケーションロボット技術ですが、その活用については、高齢者の生活を支える関係者との連携が重要と言われています。ぜひ、皆様お誘い合わせの上、ご参加下さい。
12:30~13:00 | 受付 |
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13:00~13:05 | 開会挨拶 |
第1部「高齢者の記憶と認知機能低下に対する生活支援ロボットシステムの開発」報告 |
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13:05~13:50 | 基調講演「高齢社会における伊豆市の取り組み」 伊豆市長 菊地豊 |
13:50~14:15 | 「S-イノベ『高齢社会を豊かにする科学・技術・システムの創成』-プロジェクトの趣旨と目的」 科学技術振興機構戦略的イノベーション創出推進プログラム プログラムオフィサー 東京大学名誉教授 伊福部達 |
14:15~14:45 | 「高齢者の記憶と認知機能低下に対する生活支援ロボットシステムの開発」成果報告 国立障害者リハビリテーションセンター研究所 福祉機器開発部長 井上剛伸 日本電気株式会社 ビジネスクリエイション本部エキスパート 大中慎一 |
14:45~15:20 | 休憩 |
第2部「先駆的な取り組みから」 |
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15:20~16:20 |
①アクションリサーチの今
「社会資本の活性化を先導する歩行圏コミュニティづくり」(富山市) 富山大学大学院医学薬学研究部地域看護学講座 准教授 中林美奈子 ②在宅介護とIT/RTの活用 「最先端介護機器貸与モデル事業」(岡山市) 岡山市保健福祉局 審議監(医療・高齢者政策担当) 福井貴弘 ③さがみロボット産業特区 「さがみロボット産業特区での取組について」(神奈川県) 神奈川県産業労働局産業部産業振興課 さがみロボット産業特区グループ グループリーダー 品川浩太郎 ④服薬支援とIT/RTの活用 「服薬支援装置の開発評価から製品化まで-花巻服薬支援プロジェクト-」 群馬大学医学部附属病院 システム統合センター助教 鈴木亮二 石神製作所開発グループリーダー 高橋武(服薬支援装置デモ含む) |
16:20~16:50 | 総合討論・質疑応答 |
16:50~17:00 | 閉会挨拶 |
シンポジウム終了後、情報交換のため、有志による交流会を設ける予定です。(17:30~)
併設
ロボットの展示・実演 大和ハウス(パロ)、富士ソフト(パルロ)、ソフトバンク(ペッパー)、ピップ&ウィズ(かぼちゃん)、その他
参加申込み・お問い合わせ先
国立障害者リハビリテーションセンター研究所 福祉機器開発部 担当:間宮郁子(まみやいくこ)
〒359-8555 埼玉県所沢市並木4-1e-mail:s-inobe@rehab.go.jp
電話:04-2995-3100(内線2532)FAX:04-2995-3132
URL : http://www.rehab.go.jp/ri/event/demantia10.html (認知症&福祉機器で検索 イベント欄)
ご参加される方は以下から事前登録をお願い致します。
アクセス方法
東京大学 浅野キャンパス 武田先端知ビル(武田ホール)
〒113-0032 東京都文京区弥生2-11-16
●東京メトロ千代田線「根津」出口2から「浅野正門」まで徒歩2分
●東京メトロ丸の内線「本郷三丁目」出口2から「浅野正門」まで徒歩17分
●都営地下鉄大江戸線「本郷三丁目」出口4から「浅野正門」まで徒歩17分
●東京メトロ南北線「東大前」出口1から「浅野正門」まで徒歩10分