第24回国際福祉機器展に出展しました。

(’97年出展のテーマ)
『福祉機器の評価』
ここから次世代の福祉機器が誕生します。

会場 東京ビッグサイト
期間 10月15日(水)〜17日(金)

出展風景
出 展 風 景

研究所の出展内容:

@ 仮想音場での補聴器評価
 「補聴器」の適合は難しく、実生活の音環境と異なる静かな場所で補聴器を試しても、うまくいかない場合が多いようです。そこで、実際の生活音場に近い状態を室内に作りだし、補聴器の選択や調整あるいは音環境の変化に対応した使い方を体得する場を提供する仮想音場システムを開発しました。


A 褥瘡防止シートクッションの評価
−−−圧力分散機能試験機−−−
○車いす上での褥瘡防止を目的とするシートクッションの圧力分散機能を測定します。
○JISの案に規定されています。


B 電動車いすシミュレータ
 重度の障害者にとって電動車いすへの適応はとても難しい場合があります。しかし、最新のVR技術を用いると電動車いす操作の疑似体験ができます。いろいろな入力装置と組み合わせることで、電動車いす使用までの効率的かつ安全な評価を試みています。


C 排泄処理支援機器評価のための臀部模型
 高位頸髄損傷者の排泄動作の自立を支援する機器の研究開発を行っています。その第一歩として、温水洗浄便座の使用可能性を検証するために、高位頸髄損傷者の臀部をかたどった模型を製作し利用しています。


D 義肢装具の試験評価に関する研究
 義肢装具部品の性能、強度、耐久性、安全性等について試験評価方法の標準化を計り、試験評価を実施することが早急に必要とされています。このため試験評価に関する規格・基準の作成、試験評価を行うための試験機の開発・改良、試験評価の実施 、等の試験評価研究を行っています。

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