−社会参加の技術を創る−

世界の生涯研究の中核拠点を目指して

写真 第42回展示のパンフレット


第44回展示のパンフレット (pdf 716KB)



頸髄損傷者の体温調節システム

頸髄損傷などにより体温調節機能に障害がある方は、夏の暑い日や冬の寒い日に外出すると体温が外気温に影響を受けるため、長時間の外出が困難なことが多くみられます。特に、夏の暑さに対する有効な冷却方法が必要です。そこで我々は、体温調節機能を適切に補助するウエアラブルな体温調節システムの研究開発を進めています。


頸髄損傷者の体温調節システム


体温調節が困難な人のための支援機器開発ポスター


3Dプリンタで作る自助具のデザイン

近年低価格化が進んでいる3Dプリンタを作業療法室 に導入し、自助具の製作に活用することを試みていま す。高い造形精度を活かして、これまでは作れなかっ た高機能な機構を持った自助具を製作できました。ま た、CADの知識が無くても身体寸法に合わせて自助具 の形状を変更できる、設計支援ソフトの開発も同時に 進めています。


3Dプリンタで作る自助具のデザイン


重度運動機能障害者を支援するジェスチャ認識インタフェース

重度運動機能障害者(脳性まひ者、脳卒中後遺症者、進 行性筋疾患・神経疾患患者、高位頸髄損傷者など)の身 体の動きによりスイッチ操作などを可能にする非接触イン タフェースの研究を行っています(国立研究開発法人産業 技術総合研究所・国立研究開発法人国立精神・神経医療 研究センター病院と共同研究)


重度運動機能障害者を支援するジェスチャ認識インタフェース


生活者の視点にたつ褥瘡予防と就労支援・研究と実践

就労の意思がある方に、安全に職場復帰 してほしい。褥瘡をおこさずに生活する視 点で、就労環境と向き合うことが大切です。 ご自分の褥瘡リスクを知り、職場にも伝えられる。お互いが理解し、環境を整えて就労を継続することを目指していただく。関連研究と実際の適応をご紹介します。


安全に座り長く働くためのアプローチ


大切な情報を知らせてくれる 生活支援ロボット

コミュニケーションロボット「Papero i」をプ ラットフォームとして、物忘れのある高齢 者に生活で必要な情報を呈示し、生活行 動を支援するシステムを開発しています。 利用者、支援者や開発者が協働して、実 証実験と改良を行いました。高齢化問題 に取り組む伊豆市の活動とともに、地域 社会における活用を開始します。


大切な情報を知らせてくれる 生活支援ロボット


3指電動義手Finch

Finchは、シンプルな構造でありな がらも高い機能と操作性を実現す る対向3指の電動義手です。日常 生活における「非利き手」が担う役 割と機能の分析に基づき、単純な 制御、簡単な操作、そして軽量で 低コストな義手を目指しました。 手に入れたその日から容易に気軽 に使える,日常生活のツール、第二 の義手として新たな選択肢を提案 します。BASYSは、国立障害者リハビリテーションセン ター研究所・神経筋機能研究室が開発した新しい リハビリ装置です。リアルタイムに検知した立位姿 勢時の重心動揺を本人の知覚にのぼらないレベ ルで「増幅/減衰」させることで立位姿勢を最適 化します。第3種医療機器認可を受けており、『重 心動揺検査』にて診療報酬請求が可能です。


頸髄損傷者の体温調節システム


< H3>姿勢調節のための新しいリハビリ装置 −BASYS− BASYSは、国立障害者リハビリテーションセン ター研究所・神経筋機能研究室が開発した新しい リハビリ装置です。リアルタイムに検知した立位姿 勢時の重心動揺を本人の知覚にのぼらないレベ ルで「増幅/減衰」させることで立位姿勢を最適 化します。第3種医療機器認可を受けており、『重 心動揺検査』にて診療報酬請求が可能です。


姿勢調節のための新しいリハビリ装置