ヨーロッパの福祉工学の分野で、“アンビエント・テクノロジ”という言葉がよく使われるようになってきています。この言葉は、EUが進める第6期フレームワークに位置付けられた情報技術の研究開発の一つのキーワードで、要は、情報技術を活用して、障害者や高齢者の在宅生活をサポートしようというプロジェクトです。
今回、スェーデン福祉機器研究所(The Swedish Institute of Assistive Technology)より、Terry Skehan 氏をお招きし、スェーデンで進められているアンビエント・テクノロジの研究プロジェクトである、MonAMI (Mainstreaming on Ambient Intelligence) について、ご講演をいただくこととなりました。Terry Skehan 氏は、国際標準化機構ISOのTC173 福祉用具技術委員会の事務局を務められ、福祉用具に関する幅広い知見をお持ちです。このような、専門家がアンビエント・テクノロジのプロジェクトに関わることで、真に役立つ技術開発が進められているのではないかと思います。そのための研究開発の仕組みや、連携のあり方など幅広いお話しをうかがえるのではと楽しみにしております。このような知見は、現在動いている、また今後動くであろう、この分野の技術開発を無駄なく、より良く進めるための大切なポイントになるのではないでしょうか?
数多くの皆様にご参加賜りたく,下記にご案内申し上げます。
時 間 | 内 容 |
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10:00- | 開場・受付 |
10:30-10:35 | 開会挨拶 |
10:35-11:05 |
Terry Skehan (The Swedish Institute of Assistive Technology) “Aging Well with Technology” |
11:05-11:30 | 質疑応答 |