義足足部耐久機能試験機


義足足部の標準化や新しい足部の開発を行なうための耐久機能試験機です。実際の義足歩行に近い繰り返し負荷を義足足部に与えることにより、義足足部の歩行時の耐久性の試験評価を実施します。

 シーソー型アームの一端に足部を取り付け、立脚期には錘による荷重負荷を行い、遊脚期には足部が持ち上がる構造になっており、各種試験条件が設定可能です。試験時の負荷荷重、足部の位置、角度のデータはコンピュータにより収集可能であり、同時にディスプレイによりモニターも可能です。また、動力源には電動モーターを用いたため、振動、騒音が小さく、大きさも比較的コンパクトです。

なお、本試験機は、日本工業規格JIS T9212の「義足足部」に規定されている歩行繰り返し試験が実施可能な試験機になります。


義足足部耐久機能試験機  


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