排泄問題ワークショップ2012
第1回目 ワークショップ
■日 時 2013年1月20日(日)13:00〜17:00
■場 所 国立障害者リハビリテーションセンター本館4階中会議室
■参加者
<イチゴチーム> 障害当事者3名、企業開発者2名、ファシリテータ2名
<メロンチーム> 障害当事者2名、企業開発者4名、ファシリテータ2名
■内 容
・自己紹介
・開発会議の報告と質疑応答
・事前アンケートの結果説明
・ロードマップ作成に向けたディスカッション
■備 考
開発会議の報告ついてはグループごとに開発会議メンバーによる説明を行い、質疑応答、議論は全体で行った。
ロードマップ作成に向けたディスカッションでは、受付時にランダムで班分けを決めて、開発会議のグループとは関係なく2つのチームでそれぞれ議論を行った。
開発会議の議論の紹介
いちごチームの議論の様子
メロンチームの議論の様子
発表に聞き入るメンバー
■開発会議の報告
前半で開発会議のメンバーからの報告と、それに対する質疑応答、今後の進め方についてのディスカッションが行われた。質疑については、グループごとに第4回開発会議に持ち帰り、改めて議論することとなった。
■ディスカッション@−Aロードマップ作成に向けて(イチゴチーム)
トイレの設備や設置環境について、その情報の共有方法について、さらに今後の開発に向けてのディスカッションを行った。
情報共有に関しては、障害当事者が受け身でなく積極的に理解・発信すること、情報を受けることが重要だとの意見共有ができた。さらに、今後の開発に向けての提案などにも言及し、生活改善に係ること・発言することの重要性についての話し合いとなった。
ロードマップの作成に向けての議論とともに、今後のアクションプラン(自分たちでできそうなこと、やってみたいこと)などについての言及もあり、次回以降の井戸端会議でさらなる具体的手法を検討することが期待される。
■ディスカッション@−Bロードマップ作成に向けて(メロンチーム)
排泄問題についての議論のスタンスとして、「失禁してしまったあとの対策」ではなく「失禁するまえの対策」を考えるディスカッションを行った。
ディスカッションでは、車いすユーザが排泄について悩むことなく積極的に外出できるように、トイレに関する情報が入手できることの重要性や、車いすが使えるようなトイレを普及させるために、建物管理者に周知させる重要性を訴えた。
また、長期的には、車いすを使っている人がまちにふつうにいる社会が一般的になるように、子どもの教育の段階から車いすユーザ共に暮らせる機会があることが重要であることを訴えた。
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国立障害者リハビリテーションセンター研究所