排泄問題ワークショップ2012
インナーパンツの試作品検討
■日 時 2012年 12 月25 日(火 )1 5:30〜1 7:30
■場 所 国立障害者リハビテー ションセンター研究所 1階第2会議室
■参加者 障害当事者 3名、企業開発者3名、事務局3名
■内 容
ディスカッション @
「機器のアイディアをふりかえろう 」
「各自で実験した事を確認しよう」
ディスカッション A
「試作品への感想、アイディア出し 」
滑り止め付き消臭布
ネオプレーンパンツの試作品
小型化した光触媒清浄機
議論の様子
■ディスカッション@
「機器のアイディアをふりかえろう」「各自で実験した事を確認しよう」
外出時の失禁問題への対策案に関するこれまでのアイディア(ズボン/スカートタイプ、クッションタイプ、車いす取り付け消臭ファン、布、既製品の消臭スプレー等)について再度利点と欠点を確認し、今後発展させられそうなアイディアを検討した。
消臭スプレーについては、効果が期待できそうである事、クッションタイプは褥瘡防止との兼ね合いで実現が難しい事、光触媒消臭機能付きファンは大きさの問題をクリアする必要がある事などについて意見共有がなされた。
■ディスカッションA「試作品への感想、アイディア出し」
今回、企業開発者にネオプレーン素材(ウェットスーツの素材)で試作したインナーパンツタイプを持参いただき、改善案について話し合った。
その結果、インナーは通気性と防臭性を兼ね備えた素材(生地)で作る必要があるとの意見が多くあった。また体にフィットした型紙探し、素材の厚さやデザイン性について意見があげられた。今後、再度素材を検討した上で、実際の試用に臨む事となった。
■まとめ・次回に向けて
試作品づくり、倫理審査のタイミングをどうするかについて、以下のように進めることとした。
まず、素材集めを行った上で、再度試作品を作ってから倫理審査に持ち込む事とする。 素材は、完璧なモノは無さそうなので、どの機能を優先させるか整理しながら集める必要がある。
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国立障害者リハビリテーションセンター研究所