アクションプラン・トイレ情報:第一回

開催概要

日時: 2013年10月10日(木)15:30 ~ 17:30
場所: 東京ビッグサイト 604会議室
参加者: 【ユーザ】 2名(介助者1名),【開発者】 6名,【スタッフ】 6名

プログラム

15:30~ プロジェクトの目的と経緯
15:40~ トイレ情報サイトの調査経過
15:55~ ユーザーの声を聞いてみよう
16:05~ 実際に使ってみよう!
16:35~ 評価ポイントのディスカッション
17:05~ どのように社会にひろげるか
17:30  閉会

内容

1.プロジェクトの目的と経緯

2.トイレ情報サイトの調査経過(日大学生より報告)
・サイトの開設主体は、行政、個人、法人など
・情報の表示方法は、エリアなどを指定し、トイレを検索するタイプ、特定のエリアの施設やトイレを羅列するタイプ、参加者の情報を随時掲載するタイプなどがある。

3.ユーザーの声を聞いてみよう
ワークショップ開催前に向け、事前にワークショップ参加ユーザーに情報サイト活用について聞いた。
・サイトの使い方が分からないので利用していない
・トイレサイトよりも個別の目的地のホームページや電話などで確認するなど

4.実際に使ってみよう!
実際に各サイトのHPを見ながら、長所・短所などの評価を行った。
〈港区バリアフリーマップ〉
長所:各区で作成している中では充実しているサイト
短所:公共施設しか載っていない・エリアが限定 など
〈みんなの北区ささえあいマップ〉
長所:写真は重要。内部の情報が分かるのはよい
短所:床素材の記入があるとよい など
〈Check a toilet〉
長所:全国を対象としている
短所:情報の質がまちまち、地方が弱い など
〈立川ルミネ〉
長所:車いす対応トイレがあることはわかる
短所:実際に行ってみるとトイレまでにスロープが長いが、サイトには書いていない

■情報サイトを自動で編集する方法の検討
・プログラムを作って、個別のWEBページから、トイレ情報を自動収集する可能性はないか?
・カレンダーのicalフォーマットを使った共有方法のように、企画、項目を決めれば可能。
・トイレマップについても、フォーマットを作る事はできるが、みんながそれに合わせられるかは課題。規格・項目を決め、皆が合わせやすいようなフォーマットづくりが必要。

■掲載情報のガイドラインづくり
・写真・寸法・図面を載せて欲しい。人によって、求める情報が異なる。車いすユーザでも手動・電動でも異なるし、ヘルパーの有無によっても違う。また、視覚障害のある方の求める情報も異なるだろう。
・スケールと一緒に写真を撮ると、高さ、幅などの寸法もわかるのでよいのではないか。
・トイレ内のぐるりと一周して撮る写真を撮るなど、どのように撮るかのガイドラインがあると良い。 ・各組織、建物毎にHPを充実させ、トイレ情報も記載されていると、各々の行きたい場所ごとに情報が得られ良い。どのような情報があったらよいかの記載内容の基本応報を整理し、まずは、国リハで見本を作成し、それを一般化していけるように発信してもよい。 など

写真1
写真1  会場の様子.

写真2
写真2  色々と悩ましい・・・.

写真3
写真3  議論の内容.全体の写真