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 【障害者の安全で快適な生活の支援技術の開発】

   サブテーマ2:重度障害者の自立移動を支援する技術の開発

2-1-(3) 筋電入力による障害者の要求認識

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なんのための研究?

重度の運動機能障害などが原因でジョイスティックやスイッチを操作できないために、電動車いすを用いて自由に移動することができないケースがあります。ジョイスティックの代わりに簡単に操作できるユーザインタフェースを開発しています。

研究のポイントは?

ジョイスティックなどを操作するのが困難でも、体のどこかに筋活動が残っているケースがあります。この残存する筋活動を有効に活用するために、筋電とよばれる生体信号を用いています。

開発した筋電コントローラの基盤写真です。H8/3664Nマイクロプロセッサを搭載し、アナログ入力ポートから入力される筋電信号を取り込み、RS232Cポートに制御コマンドを送信することによって、電動車いすを操作します。

実用に向けて

電動車いすの操作に留まらず、環境制御装置の操作など、さまざまな応用が考えられます。より多くの人が手軽に使えるユーザインタフェースの実現を目指して開発を進めています。

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研究代表者:独立行政法人産業技術総合研究所 次世代半導体センター回路システム技術チーム 樋口哲也・梶谷勇
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