運 転 基 礎 感 覚 評 価 表(習熟訓練用)
評価 項目 |
評 価 の 課 題 |
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1 | 発進 ・ 停止 |
①前進・後退及び駐車のための操作は安全、円滑にできるか。 (操作の仕方は分かるか、ブレーキペダルを操作してからチェンジレバーを操作しているか、駐車ブレーキ、チェンジレバーの操作を忘れていないかを観察する。) |
2 | 合 図 |
②発進・駐車時に合図を出しているか。 (発進や駐車をする前に合図を出すかを観察する。) |
③右左折時に合図を出しているか。 (合図時機の良否ではなく、合図の出し忘れはないかを観察する。) |
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④進路変更時に合図を出しているか。 (合図時機の良否ではなく、合図の出し忘れはないかを観察する。) |
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3 | 安 全 確 認 ・ 範 囲 |
⑤発進時、目視またはミラーで安全確認をしているか。 (安全確認を忘れないか、発進直前に確認しているかを観察する。) |
⑥交差点で左右の安全確認をしているか。 (左右の安全確認を忘れないか、見通しの悪い交差点で確認しているか、右折・右カーブ時に右方を、左折・左カーブ時に左方を目視で見ているかを観察する。) |
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⑦前方を注視の状態で左横、右横を注意することができるか。 (前方注視の状態で左側及び右側にある標識ポール等と、運転している自動車の前端、または、運転席と合わせることができるかを観察する。) |
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4 | 走 行 位 置 感 覚 |
⑧常時、左側通行ができるか。 (特に、右左折や狭路通過後に右側通行をしないか観察する。) |
⑨道路左端に駐車することができるか。 (ミラーは使用せず前方注視の状態で、脱・接輪をしないで寄れるかを観察する。) |
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⑩道路の左端を約30km/h以上の速度で直進走行することができるか。 (ミラーは使用せず前方注視の状態で、車が左右へふらつかず、脱・接輪をしないで左端を直進できるかを観察する。) |
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⑪左側及び右側の障害物と間隔を保つことができるか。 (前方注視の状態で立体障害物の横を通過する時に、直近、1m、2mの間隔が保てるかを観察する。) |
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⑫右左折、カーブの走行位置は安定しているか。 (大回り・小回りをしないか、同じ場所の曲進路で走行位置が大きく乱れないかを観察する。) |
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⑬右左折時に進路変更をしているか。 (進路変更することを忘れていないか、合図をする前に進路を変えていないかを観察する。) |
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⑭進路変更後に安定した進路を保つことができるか。 (寄り幅は安定しているか、走行位置を保てるか、ふらつかないかを観察する。) |
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5 | 走 行 速 度 |
⑮走行場所に応じてメリハリのある速度で走行することができるか。 (低速走行をしてないか、直線路で加速するか、右左折・カーブ・狭路へ進入する時に減速の遅れはないか、速度を保てるかを観察する。) |
国立障害者リハビリテーションセンター(自動車訓練室)