1.発達障害情報・支援センターのあゆみ 平成17(2005) 4月:発達障害者支援法施行 平成20(2008) 3月:厚生労働本省に「発達障害情報センター」開設 10月:センター機能を国リハへ移管 平成22(2010) 1月:ウェブサイトの本格稼働(HPの全面リニューアル 平成23(2011)10月:調査・研究機能を付加し、「発達障害情報・支援センター」と改称 平成28(2016) 6月:発達障害者に対する切れ目ない支援、家族を含めたきめ細かな支援、身近な場所で受けられる支援等を目指し、発達障害者支援法改正 平成30(2018) 3月:トライアングル(発達障害児などに対する家庭と教育と福祉の連携)プロジェクト報告 令和 3(2021) 4月:教育、福祉、医療・保健、労働に渡る発達障害に関する情報に特化した「発達障害ナビポータル」を運用開始 令和 4(2022) 4月:「発達障害ナビポータル」上に教育・福祉連携のための人材育成コンテンツ公開 4月:「発達障害ナビポータル」上に自治体取組情報検索ツール開設 令和 5(2023) 5月:「発達障害ナビポータル」上に本人・家族向け情報検索ツール「ココみて(KOKOMITE)」開設 ※ 国立障害者リハビリテーションセンターでは、障害のある方々への医療(病院)や、福祉サービス(自立支援局)の提供、リハビリテーション技術や福祉機器の研究開発(研究所)、リハビリテーション専門職の人材育成(学院)のほか、国内外の情報の収集及び発信(企画・情報部)を行っています。 発達障害情報・支援センターは企画・情報部に設置され、発達障害に関する情報の収集・分析・提供、調査・研究等を行っています。 2.発達障害情報・支援センターの業務 (1―1)情報収集 ・ 推進テーマ※に即した情報の収集 ・ 発達障害に関する研究情報、イベント情報等の収集(←エビデンスのある情報) (1―2)情報の整理・分析 ・ 情報の整理・分析、効果的・効率的な情報発信のための検討(必要に応じ、有識者、研究者等を招集し、情報分析会議や作業部会で検討 (1―3)情報発信・普及啓発 ・ ホームページ、発達障害ナビポータルを通じた情報発信 ・ 全国の発達障害者支援センター等への情報提供 ・ 啓発パンフレット等の作成・配布 ・ 世界自閉症啓発デー日本実行委員会への参画 (2)調査・研究 ・ 推進テーマ※に即した調査、検討 ・ 障害者総合福祉推進事業等の課題に対応した調査研究等 ・ 研究所等との連携 (3)人材育成 ・ 支援者向けセミナーの開催 ・ 発達障害者地域支援マネジャー全国会議等の開催 ・ 学院や厚生労働本省等と連携、研修の企画、立案 ・ 推進テーマ※に即したeラーニングコンテンツの作成等  注)(2)(3)は(1−3)情報発信・普及啓発にもつながっていきます。   発達障害情報・支援センターとの連携 (外部機関) ・ 発達障害者支援センター ・ 国立特別支援教育総合研究所(発達障害教育推進センター) ・ 国立のぞみの園 (内部組織) ・ 学院 ・ 研究所 ・ 自立支援局   ※推進テーマ 「地域支援」 ・ 発達障害支援体制充実に資する情報収集 ・ 自治体・地域における取組実態の調査 ・ 地域における支援人材育成のあり方検討 「発達障害医療・福祉連携」 「教育・福祉連携」 ・ 連携推進に資する情報収集 ・ 連携の実態に関する調査 ・ 連携推進のための人材育成のあり方検討 など     → これらの取組を通じて、発達障害のある方々の「自立」と「社会参加」のための生活全般を支援