アオゲラ
アオゲラは、全長約29cmで顔から頸側は灰色、体
の下面は淡緑灰色、腹部には黒色の横斑があります。体
の上面は黄緑色で腰の部分は黄色味が強く、雄は頭上か
ら後頭、後頸が赤いが、雌は後頭のみが赤いのが特徴で
す。
このアオゲラは、日本特産のキツツキで本州、四国、
九州などの低山の良く茂った林に留鳥として生息し、樹
皮の下に潜む昆虫や地上に下りてアリを捕食したり、木
の実も食べます。
鳴き声はキョツキョツキョツと鳴き、また飛びながら
ケレケレケレと鋭く鳴いたり、繁殖期にはピョピョピョ
と口笛のような声を出すこともあります。大変特徴のあ
る鳴き声ですから、リハセンター構内でもお聞きになっ
た方もおられるのではないでしょうか。
繁殖期は、4月からで木の幹に穴をあけて巣をつくり
、5〜8個の白色の卵を産んで5月には、可愛い雛が巣
立ちます。
この写真は、鳥仲間から所沢小学校の校庭にアオゲラ
が営巣しているとの情報を受け、巣立ち間際の親子の写
真を撮ったものです。このニュースは新聞やテレビでも
報道されましたので、ご覧になった方もおられるのでは
ないでしょうか。
所沢小学校よりも自然が豊かなリハセンターですから
、もしかしたらリハセンター構内でも営巣するかもしれ
ません。その時はカルガモ同様暖かく見守って欲しいと
思います。