当学院では、入試等に関する問い合わせが多くなる時期にあわせ、毎年、学校説明会を行っています。今年度は10月11日(火)13時より当学院で開催しました。
当日は、参加者全員に学院講堂へ集まっていただき、初めに中島学院長から挨拶を行い、次に学院の概要説明を行ったあと、希望学科ごとに説明を行いました。簡単ですが当日の様子をお伝えします。
学院長は挨拶の中で、国立障害者リハビリテーションセンターが厚生労働省の機関であることと、その機関に当学院が設置されている意味合いについて説明されました。また、当学院の5学科はいずれも医療▪福祉の分野であるが、日本の経済構造において医療▪福祉の領域が今後さらに重要な役割を担うだろうと述べられました。そして学校説明会の機会を大いに活かしてたくさんの情報を得て帰ってほしい、と締めくくられました。
学院長挨拶の後、平成24年度入学試験に関することや学院での生活、学生宿舎などについて15分ほど説明を行い、その後、5つの学科について教官が学科の紹介を行いました。1学科につき5分程度の時間でしたが、各学科ともスライドや動画などを使いながら、その学科で学ぶことができる内容や目指す職業について要点を押さえた説明を行っていました。
講堂での説明は1時間ほどで終え、希望学科ごとに分かれてそれぞれの学科のあるフロアへ移動しました。各学科では教官から学科の概要、カリキュラム、就職状況等について説明を行ったあと、教室や実習室などを案内し、午後4時過ぎには全ての学科の説明を終了しました。学科での説明終了後に事務室で授業料などについて熱心に質問をする参加者もあり、それぞれ実りのある時間を過ごしていただけたのではないかと思います。参加者は、来春の大学等卒業予定者や社会人など様々で、合計70名でした。
参加された皆さんには、学校説明会についてのアンケートにご協力をお願いし、51名(72.9%)から回答をいただきました。その結果、インターネットから情報を得ている方が46名(90.2%)と大部分を占め、また、電子メールやツイッター、ブログなどをよく利用されている方も多いということが、回答からわかりました。インターネットを利用した情報発信・収集をとりまく状況はどんどんと変化しているようです。学院の広報のあり方も随時見直しをする必要があると感じました。
各学科別参加者数の内訳は、次の表のとおりです。来春、1月に予定されている入学試験時には、リハビリテーション分野における先駆的指導的専門職員を目指す、優秀で、かつ熱意のある受験生が数多く応募されることを期待しています。
学科別学校説明会等参加状況
学科名 |
参加者数 |
学校説明会 (10月11日実施) |
オープンキャンパス (7月30日実施) |
合計 |
言語聴覚学科 |
37人 |
63人 |
100人 (5人) |
義肢装具学科 |
21人 |
44人 |
65人 (3人) |
視覚障害学科 |
1人 |
0人 |
1人 (0人) |
手話通訳学科 |
8人 |
7人 |
15人 (0人) |
リハビリテーション体育学科 |
3人 |
2人 |
5人 (0人) |
合計 |
70人 |
116人 |
186人 |
(注)合計欄の()内は、両イベントに参加した者の再掲
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