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2024.12.4

ろう・難聴児の早期支援講演会「親子で学ぶ手話」開催のご案内

研究所 厚労科研「難聴児の手話療育の体制整備に関する研究班」

  2024年12月14日(土)に当センター学院講堂及びオンラインにて、ボストン大学ウィーロック教育人間開発学部のろう者学専攻トッド・チュベック博士をお迎えし、ろう・難聴児の養育に携わるご家族、支援者向けの講演会を開催します。

  トッド・チュベック博士は、ろう学校の教諭を経て、ボストン大学でアメリカ手話と英語の2つの言語をどちらも学習に使うバイリンガル・バイリテラシー教育カリキュラムの開発や、子ども同士が語り合う力の研究を行っています。また、ギャローデット大学のベン・バーハン教授(有名なアメリカ手話の語り手でもある)らと共に、乳幼児期のろう・難聴のお子さんとそのご家族にどのように視覚的コミュニケーションのきっかけを掴んでもらうか、という研究も行っています。講演会では、この視覚的コミュニケーションをはじめるための支援についてお話しいただくとともに、現在開発中のジェスチャーゲームのデモンストレーションを行っていただきます。ろう・難聴のお子さんとどのように豊かなコミュニケーションを育んでいくかのヒントをいただけると思います。

  コメンテーターに特別支援教育の教授で当事者でもある松﨑丈先生、ディスカッサントに日本手話と日本語のバイリンガル・バイカルチュラル教育を行う私立明晴学園の乳幼児期の支援を行ってきたろう者の教諭・池田亜希子先生を迎え、日本でまだ体制が確立していない、聞こえない・聞こえにくいお子さんたちに、手話、視覚的コミュニケーションの支援をどのようにするか議論します。

  ろう・難聴、ろう重複の乳幼児を養育しているご家族、ろう学校やろう・難聴児の通う幼稚園・保育園の先生方、支援に興味を持っておられる方、是非ふるってご参加ください。

 

ろう・難聴児の早期支援講演会
「親子で学ぶ手話〜家庭ではじめるコミュニケーション〜」

講師:Dr. Todd Czubek (ボストン大学)
コメンテーター:松崎丈(宮城教育大学 教育学部 教授)
ディスカッサント:池田亜希子(私立明晴学園 教諭)

  • 日時:2024年12月14日(土) 14:00-16:30
  • ところ:国立障害者リハビリテーションセンター学院講堂・オンライン(Zoomウェビナー)
  • 参加費:無料・要事前申込
  • 情報保障:手話通訳・文字通訳(アメリカ手話から日本手話→日本語音声と文字への通訳を実施します)
  • 申込URL: https://forms.gle/NdVqfL71YVeP9VcD7
    講演会の申込QRコード

詳しくはお知らせをご覧下さい。
ろう・難聴児の早期支援講演会「親子で学ぶ手話」開催のご案内の画像

 

お問い合わせ
国リハ手話療育班事務局 sleec@rehab.go.jp
電話 04-2995-3100(内線2530)担当 今橋・高嶋