システム導入サービスモデル
目標
ロボットシステムの導入に関し、自立型有料老人ホームの施設長、生活コーディネーター、看護師等でフォーカスグループを組成し、システムの有用性を検証した。フォーカスグループでの議論に基づき、施設社会実験環境を整えることとした。
対象者の選定の仕方
認知機能レベルにやや低下がみられ、物忘れなどが気になる方を実験対象候補者として、施設長に候補者のノミネートを行ってもらい、実験対象候補者に対して,実験の主旨説明を行い、内諾が得られた方を実験対象者として選定した。その後ご本人に担当者と共に実験参加の意思確認を行い、承諾をいただいた。
実験に向けての環境整備および考察
- ① 生活支援システムの効果検証での実験環境整備
- 各実験開始前に、緊急時や夜間の対応方法や連絡先を確認し、トラブルに備えた。
- 実験時には通信環境も確認。
- 被験者の認知機能に合わせた対応。
- 身体障害に関しては、機材の配置に注意すれば、問題なく実験可能。
- ② 試作ロボットシステムの基本機能検証での実験環境の設定
- 複数種類のロボットシステムがある場合、認知機能などを考慮して適合するシステムを選択する必要がある。
- 基本的な、新しい物への興味や好奇心のある方には、受け入れて頂きやすい。