概要
「自分でつくる安心防災帳」は、障害者が自身の心身機能や生活で用いるモノやサービスを振り返りながら、災害時の備えを考えるための支援ツールです。印刷して用いるワークショップキットとして2015年から公開してきました。今回、これまでの調査データなどを反映して活用のためのガイドブックを新たに作成しました。また、ウェブブラウザで入力できるウェブアプリ版も新たに開発しました。
「自分でつくる安心防災帳」公開データ
印刷用PDF
安心防災帳は4段階のワークシートと備えのアイテムシールから構成されています。アイテムシールは再剥離(付箋紙)タイプのラベルシール(A4・全面)に印刷し、カッター等で切れ目を入れてお使い下さい。なお、完成版が協力団体より販売されています。

- 4連ワークシート 表面(3.4MB ) / 裏面(0.8MB)
- ワークシートA3分割版(4.8MB)
- 備えシール(1.6MB)
ガイドブック
安心防災帳の活用方法をまとめたガイドブックです。備えアイテムごとの注意点や、災害時の課題への対応方法を詳しく説明しています。進行ガイドと合わせてご利用下さい。
説明動画
安心防災帳の紹介と使い方を解説した動画です。
紹介(4:04)
使い方(14:06)
ウェブアプリ
ウェブブラウザで動作するアプリ版を開発しました。「必要な備え」セクションには、これまでの調査結果にもとづいた解決策の候補が表示されます。写真のようなミニサーバを使えば、ワークショップ参加者のみにアプリを配信することも可能です。管理者は利用データを一括でダウンロードできるため、調査ツールとしてもご利用頂けます。一般公開はしていませんが、ご利用を検討される方はご連絡下さい。
実際に使用したい方はお問い合わせください。
硯川 メールアドレス
これらは、日本医療研究開発機構の助成を受けて、障害者対策総合研究開発事業(身体・知的・感覚器障害分野)研究開発課題「災害時における身体障害者の生活・健康維持に必要な代替支援手段の選定を効率化するデータ駆動型アセスメントシステムの開発(24dk0310120h0403)」の成果品として作成したものです。
内容は上記研究の成果及び作成者自らの見解等に基づくものであり、所属研究機関、助成機関及び国の見解等を反映するものではありません。