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トップページ国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局サービスの内容就労移行支援(養成施設) >平成27年度研究・研修会の開催状況
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平成27年度の研究・研修会の開催状況


平成27年度 第2回、第3回臨床研修講座実施報告

 臨床研修講座は、当センターを卒業・修了されてから5年以内の方に対する卒業後の職場定着支援の一環として、理療技能について、より一層の向上を図ることを目的に開催しています。本年度は3回の講座を連続シリーズとし、第1回目は、はり師きゅう師を対象に、第2回目、第3回目は、あん摩マッサージ指圧師を対象に企画しました。
 講師には、本年度の第1回講座でご指導いただきました長谷川先生をお招きし、施術者の各指の圧力の状態が音で確認できる装置を用いての手技療法について、第2回は基礎編、第3回は応用編をそれぞれ実施していただきました。

第2回臨床研修講座
日時: 平成27年11月15日(日)13時〜17時
テーマ:「マッサージスコアで学ぶ手技療法〜基礎編〜」
講師: 長谷川 尚哉 先生(大磯治療院 院長)

 第2回は26名が受講されました。
 今回は、先生のご経験豊かな実践から様々なお話を交えた講義と実技指導を行っていただきました。お話では、アンケート結果から、患者が治療費を支払って損したと感じた事例を紹介され、施術者が自己本意の解釈とは異なる患者意識の存在など、表面的な会話では解らない評価の存在があるという大切なことを教えていただきました。
 実技指導では、施術者の各指の圧力の状態が音で確認できる装置を用いて、各局所に対する適切な部位取り、指の当て方や強さについて、丁寧に技術指導をいただきました。実際には、長谷川先生ご自身の手の動かし方や体の移動の仕方などを参加者に触らせてくださり、術者と患者の位置取り、特に首、肩、上肢において、一人一人にポイントを捉えるための正しい手の当て方や圧の加減などを、丁寧にご指導いただきました。受講生は、お互いペアを組んで実習を行いましたが、それぞれのペアに対して適切なアドバイスを賜るなど、先生の熱意ある指導により、「身体が軽くなった」「とても気持ちよくなった」など、その場で即効性を体験することができ、現場で活用できそうだと手応えを感じた方も多く、有意義な研修会となりました。

第3回臨床研修講座
日時: 平成27年11月29日(日)13時〜17時
「マッサージスコアで学ぶ手技療法〜応用編〜」
講師: 長谷川 尚哉 先生(大磯治療院 院長)

 第3回は22名が受講されました。
 施術者の各指の圧力の状態が音で確認できるという装置を用いての手技療法について、第2回の基礎編に引き続き第3回は応用編を実施しました。
 今回は、実技に重点を置いて、特に菱形筋など肩甲間部の筋や脊柱起立筋を効率的に施術する方法や、伏臥位における前脛骨筋や足底部に対する手技について、手の動かし方や体の移動の仕方を参加者に触らせてくださり、術者と患者の位置取り、患者の体位と術者の上肢の運び方等について、参加者一人一人に解りやすい言葉と実技を通して一か所ずつ具体的に説明していただきました。
 効果を実感した受講者からは、「明日からの実践に使えそうだ」「目新しい手技もあり、いろいろ応用できそうだ」などの声が聞かれ、関心の高さを再認識できるものとなり、時間が足りないほどの有意義な研修会となりました。





第2回進路別卒後研修会(ヘルスキーパー従事者研修会)実施報告

日時: 平成27年9月27日(日) 13時〜16時
講師: ゆるり堂鍼灸治療院院長・目白大学 人間学部
心理カウンセリング学科 教授 奈良 雅之 先生
テーマ:「最新の精神疾患についての考え方並びにヘルスキーパーとしての傾聴について 〜発達障害という視点から〜」

 平成27年度第2回ヘルスキーパー従事者卒後研修会が、開催されました。
 この研修会は当センター理療教育の各課程を卒業、修了し、企業内ヘルスキーパーとして勤務する方に対し、施術に関する知識、技能の向上を図り、職場への定着を確実なものにするため、毎年3回実施しております。当日は15名の方が参加されました。
 今回のテーマは、「最新の精神疾患についての考え方並びにヘルスキーパーとしての傾聴について」です。講師の奈良雅之先生には職場でも関心が高まっている発達障害のうち、特に注意欠陥多動性障害(ADHD)と、自閉症スペクトラム障害(ASD)を取り上げていただきました。
 はじめに、各障害の概要についての講義、その後、3人1組の5つのグループに分かれてのグループワークが行われました。患者役、施術者役、サポート役を決め、ADHDなどの患者さんがよく挙げられる訴えに対して、傾聴し、必要に応じて適切な助言を与えるヒントを学びました。
 参加者からは、突然キレて他の社員に危害を与えてしまったケースや会社のトイレに長く閉じこもって出てこないケースなど、様々な事例が紹介され、奈良先生との間で活発な意見交換がなされました。身近なしかも深刻な課題として、少しでも今後の職務上のヒントを得ようという参加者の真剣な表情が印象的でした。

写真:発達障害の特徴を話される奈良氏

発達障害の特徴を話される奈良氏





平成27年度 国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局教官研修会 実施報告

 今般、自立支援局主催、理療教育課の企画・立案により、教官研修会を実施いたしましたので、報告いたします。
 今年度の研修会は、昨年度まで当センターで年2回実施していた自立支援局教官研修会(教科教育研修会、実践教育研修会)と、視力障害センターで輪番にて開催していた教官特別研修会を一本化して、充実を図ることとしました。そして、理療教育に携わる教官の指導技術の向上及び業務遂行上必要な幅広い知識の習得を目的として実施いたしました。
 メインテーマは、「就労へつなぐ今を考える 〜 自立した施術者をめざして 〜」とし、全国4センターの教官が交流をもちつつ、基調講演、研究討議、講義・実技に積極的に参加しました。
 今年度の重点科目は、臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーション医学、臨床診察学の4科目です。指導内容や指導方法などについて各センターの先生方と多くの検討を重ねることができました。

1 期 日
平成27年8月4日(火)〜8月6日(木)

2 会 場
国立障害者リハビリテーションセンター
本館4階 中会議室
訓練棟1階 臨床実習室
訓練棟2階 視聴覚室

3 重点科目
専門基礎分野  臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーション医学
専門分野 臨床診察学

4 参加者数
対象者は、自立支援局の全教官
函館視力障害センター 2名
神戸視力障害センター 6名
福岡視力障害センター 6名
当センター 30名

5 主な内容
(ア)基調講演:8月4日(火) 14:30〜16:30
演題 運動器疾患とその評価
講師 国立障害者リハビリテーションセンター
中村 耕三 総長

(イ)研究討議・情報交換:8月5日(水) 9:00〜17:00
テーマ 「自立した施術者を育成するための指導法」について、
以下の項目について情報交換を行った。
 ・医療面接やカルテ指導の状況(1・2年次、臨床実習時)
 ・施術所見学の状況
 ・介護施設実習等、所外実習の取り組み
 ・臨床実習を控えた学年の利用者に対する研修について
(臨床実習導入講座など)
 ・臨床実習を実施している学年の利用者に対する研修について
(臨床スキルアップ講座、課外臨床指導など)
 ・就労支援との連携(就職セミナー、職場見学など)
 ・臨床をコアに据えた理療教育の推進に関連した具体的な取り組み
(臨床実習開始前の時点で利用者の到達目標設定の有無、卒業時点での利用者の到達目標設定の有無など)
 ・就労先から寄せられた指摘事項の有無(技術面・PC操作など)
 ・卒後支援・後指導の取り組み(研修会、後指導など)
 ・その他
 さらに、重点科目の臨床医学総論、臨床医学各論と実技指導、就労について、分科会で討議した。

(ウ)講義:8月6日(木) 9:00〜12:00
テーマ 臨床における身体機能評価と徒手筋力検査について
講師 富士リハビリテーション専門学校 理学療法学科 教員
赤岩 龍士 氏

(エ)実技:8月6日(木) 13:00〜16:00
テーマ 臨床における身体機能評価と徒手筋力検査について
講師 富士リハビリテーション専門学校 理学療法学科 教員
赤岩 龍士 氏
渡邊 祥子 氏

写真:中村耕三総長による基調講演

写真1 中村耕三総長による基調講演

写真:研究討議(分科会)の臨床医学総論

写真2 研究討議(分科会)の臨床医学総論

写真:赤岩龍士先生による講義・実技

写真3 赤岩龍士先生による講義・実技





平成27年度 第1回臨床研修講座実施報告

日時: 平成27年7月19日(日)13時〜17時
講師: 長谷川 尚哉 先生(大磯治療院 院長)
テーマ:「病鍼連携」〜病院における鍼療法〜

 臨床研修講座は、当センターを卒業・修了されてから5年以内の方に対する、卒業後の職場定着支援の一環として、理療技能について、より一層の向上を図ることを目的に開催しているものです。本年度は、「医療機関との連携」というテーマで年3回の講座を予定しており、第1回目は、はり師きゅう師を対象に、第2回目・第3回目は、あん摩マッサージ指圧師を対象に開催することといたしました。
 第1回目は大磯治療院の長谷川院長を講師に招き、18名の方が受講されました。
 講師の長谷川先生は、治療院とクリニックで鍼灸、マッサージ治療をされています。特にクリニックでの鍼灸治療を「病鍼連携」と体系づけ、日々の臨床に取り組まれています。また、英国ITECアロマセラピスト、大学客員研究員等を歴任され、専門学校等でも教鞭を取られるなど初学者のための実技指導をされています。
 今回は、実際にクリニックに来院されている症例を中心に治療院と医療機関との連携など幅広い実践からのお話を交えた講演と実技指導を行っていただきました。
 医療機関への患者の紹介状の書き方では、作成する際のポイントを含め、医師とのやり取り事例について、解りやすくユーモアたっぷりにご紹介いただきました。後半の実技では、非特異的腰痛に対する鍼施術のうち、速効性のある刺鍼法についてご指導していただきました。先生は、各種の刺入点について、正しく刺入できている場合と、できていない場合の刺鍼を行い、一人一人に鍼に触れさせ、その感触の違いを触らせて理解を促しておられ、丁寧に説明されている様子が教育者のお手本のようで印象的でした。
 最後に長谷川先生の心温まる深い思いの一端を感じるお話も賜り、受講者にとって時間が足りないほどの大変感動的な経験の機会になったことは間違いないでしょう。
 終了後の受講生からは、「鍼の具体的な方法は大変ありがたい」、「興味深い内容で参加して良かった」などの満足感に満ちた感想が多数聞かれ、治療家としての技術を向上させることのみならず、治療家の持つべき本質を学べた有意義な研修会になりました。






平成27年度第1回進路別卒後研修会(ヘルスキーパー従事者研修会)実施報告

日時: 平成27年6月28日(日) 13時〜17時
講師: 誠快醫院 院長 鹿島田 忠史 先生
助手: 誠快醫院    宮島 健二 先生
テーマ:「操体法の理論と応用3」

 平成27年度第1回ヘルスキーパー従事者卒後研修会が、開催されました。
 本研修会は当センター理療教育を卒業・修了し、企業ヘルスキーパーとして勤務する方に対し、施術に関する知識技能の向上を図り、職場への定着を確実なものにするため、毎年3回実施しており、当日は15名の方が参加されました。
 今回のテーマは、「操体法の理論と応用3」で、鹿嶋田先生にご指導いただきました。
 前半は講義で、操体法の原理を再確認しました。後半の実技指導では、ベッドサイドで体幹上部に対する操体法について、受講者ひとりひとりに先生からアドバイスをいただきながら、お互いに実習を行いました。
 その場で即効性を体験することができ、ヘルスキーパーの現場で活用できることも多く、有意義な研修会となりました。
 参加された受講生から、このような研修会は大変貴重であり、卒業して実社会に復帰した時の大きな支えとなっているとの声をいただきました。

写真:受講者へ実技指導する鹿嶋田先生

写真1 受講者へ実技指導する鹿嶋田先生




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