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平成29年度の研究・研修会の開催状況

第1回進路別卒後研修会(特別養護老人ホーム勤務者卒後研修会)実施報告

日時:平成29年5月21日(日) 13時30分〜16時30分
講師:社会福祉法人 泉陽会 光陽苑
理学療法士 道野 真己 先生
テーマ:「ポジショニング(良肢位)の体感」

 平成29年度第1回進路別卒後研修会(特別養護老人ホーム勤務者卒後研修会)が訓練棟2階、第5実習室で行われました。
 この研修会は、当センター理療教育の各課程を卒業、修了し、特別養護老人ホームに機能訓練指導員として勤務する方に対し、施術に関する知識、技能の向上を図り、職場への定着を確実なものにするため、毎年3回実施しております。当日は17名の方が参加されました。
 今回のテーマは、「ポジショニング(良肢位)の体感」であり、4グループに分かれ、ポジショニングクッションを用い、協力しながら安楽でリスクを軽減できる肢位を考えながら行いました。
 ポジショニングは、褥瘡予防、筋緊張緩和、硬縮予防、摂食嚥下機能、呼吸機能などに関係しますが、そのうちのどれを重視するかで多少違います。今回は、患者が安楽でリラックスできる肢位に重点を置いて指導していただきました。
 1人の患者に対してポジショニングをしっかり行うには、5〜6個のクッションが必要です。しかし、介護現場では、介護士の負担や予算などの関係から、完璧に行うのは容易でない実態があります。そういう状況も踏まえて道野先生は、安価に手に入る、あるいは繰り返しの洗濯に耐えられる便利なグッズなども紹介されながら、ポジショニングの方法を一人一人にわかりやすく御指導下さいました。受講者は健康人であり、介護される身ではありませんが、実際に、良いポジショニングを体感することで、改めて患者さんの身になったケアの大切さを実感したようです。
 参加者は、道野先生との質疑応答も活発で、明日からの仕事に早速応用しようと熱心に受講していました。

写真:ハンドロールを握らせるための手指の屈曲の緩め方を指導する道野氏

写真 ハンドロールを握らせるための手指の屈曲の緩め方を指導する道野氏(左)



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