対象となる方

脳外傷や脳卒中などによる脳の損傷のため、
記憶障害・注意障害・遂行機能障害・社会的行動障害があり、日常生活や社会生活に支障がある方

初診の申込方法

完全予約制で、医療機関を通じてのご紹介をお受けしております。
医療機関の相談員等から当院の医療相談室へご連絡をお願いいたします。
まずは、患者さまの状況等についてお伺いさせて頂きます。
その後院内の担当医・関係部署と調整し、医療相談室を通じて、受診のご案内をいたします。

内容

高次脳機能障害の診断・評価

面接(本人および家族)・神経学的診察・神経心理学的評価・画像診断などにより
高次脳機能障害の診断およびその程度の評価を入院または外来で行います。
 評価入院をご希望の方→「高次脳機能障害評価入院(完全予約制)」へ

高次脳機能障害のリハビリテーション

回復期の医学的リハビリテーションの適応があると判断された場合には入院でリハビリテーションを行います。外来で、復学や復職にむけた高次脳機能障害リハビリテーションを行なう場合もあります。

高次脳機能障害についての情報提供

高次脳機能障害についての医学的知識、適切な対処の方法、
お住まいの地域で利用できる施設やサービスについてなどの情報を提供します。

 ※初診の際は、お一人ではなく必ずご家族もしくは付き添いの方とお越しください

高次脳機能障害専門外来・担当表(完全予約制)

曜日
午前 浦上 裕子
(初診・再診)
浦上 裕子
(初診・再診)
浦上 裕子
(再診)
浦上 裕子
(再診)
午後 浦上 裕子
(初診)
浦上 裕子
(初診)

高次脳機能障害評価入院(完全予約制)

 受傷・発症から長期経過した慢性期に日常生活や社会生活に支障をきたした方を対象に高次脳機能評価入院を行い、支援の方法を検討しています

対象となる方

  1. 18~60歳の成人の方で、
  2. 受傷発症から1年以上経過し、
  3. 脳外傷や脳卒中などによる脳の損傷のため、
    高次脳機能障害(記憶障害・注意障害・遂行機能障害・社会的行動障害)があり、
    日常生活や社会生活に支障をきたしている方です。

内容

入院日は月曜日で、入院期間は原則2週間、結果は外来でお伝えすることも可能です。
診断・支援のための評価が目的ですので、病院で訓練は行わない場合があります。
医師、看護師、作業療法士、言語聴覚士、心理療法士など複数の職種が関わり、対応いたします。
お住まいの地域の高次脳機能障害支援拠点病院、または主治医の紹介状をご持参の上、
高次脳機能障害外来の受診(完全予約制)をしてください。