総合防災訓練実施される
管理部 総務課

 去る6月29日(金)、総合防災訓練が所沢市東消 防署の指導の下に実施されました。
 この訓練は、当センター消防計画第41条に基づき年 2回実施される総合訓練で、入所者、入院患者及び全職 員等が参加し、通報及び避難誘導訓練等を行います。
 当日は天候に恵まれ、200名を超える多数の入所者 、入院患者、学生及び職員等が参加し、また、消防署か らも消防課長他多数の方々が参加されました。
 訓練は、訓練時間中における地震による火災が発生し たことを想定し、通報、避難誘導、救出、救護及び消火 訓練が行われ、救出訓練は、東消防署が誇る30m級 (10階建ての建物の高さに相当)のハシゴ車が出動 し、病院4階に取り残された入所者(職員)2名を 救出するという内容で行われました。
 また、消火訓練では、消防署員の指導の下、入所者・ 職員が実際に燃えている炎を消火器を使って消火する訓 練を行い、風が舞っている悪条件の中、粉に巻かれなが らも確実に消火されていました。
 最後に消防課長から、日頃の防災、特に火災の発生の 防止に心がけることが大切である等との講評を受け、全 訓練を無事終了いたしました。
 後日各部署から「聴覚障害者への連絡不徹底」、「 防災設備の確認」、「避難誘導・検索方法の検討」、「 地震体験車の要請」、「職リハとの合同防災訓練の実施 」、「抜き打ち訓練の実施」など反省・提案事項が挙 げられました。
 防災への備えは、平時における効果的訓練の積み重ね がきわめて重要となります。防災意識の高揚を図る観点 からも、反省・提案事項を参考に、消防計画や防災訓練 の充実を図っていきたいと考えています。

東消防署からは30m級のハシゴ車が出動
東消防署からは30m級のハシゴ車が出動

200名以上が参加した訓練
200名以上が参加した訓練