お知らせ
高次脳機能障害支援モデル事業公開講演会について
管理部 医事管理課

 すでに本誌で紹介されているとおり、今年度から当セ ンターを中心に全国10地方拠点病院とが協力して、高 次脳機能障害支援モデル事業が実施されています。交通 事故による外傷性脳損傷、脳血管障害、脳炎等による高 次脳機能障害について、評価基準作成、連続したケアを 提供するための訓練プログラム、社会復帰・生活・介護 支援プログラム作成などを目指しています。モデル事業 の一環として我が国の現状、諸外国の状況についての公 開講演会を下記のように計画いたしましたのでお知らせ いたします。

日  時: 平成13年11月18日(日)12:30−16:00
会  場: 国立身体障害者リハビリテーションセンター学院
・大講堂 TEL042−995−3100
〒359−8555 埼玉県所沢市並木4−1
西武新宿線・航空公園駅から徒歩10分
講演内容: “高次脳機能障害者に対するケアの連続性について”
・我が国の実情
@精神科通所サービスの利用
       樋田精一(国立武蔵病院)
A更生訓練所のデータから
       佐藤徳太郎(国立身体障害者リハセンター)
B高次脳機能障害者の職業リハビリテーション
       田谷勝夫(障害者職業総合センター)
・海外の状況
@Rehabilitation of Persons with Higher, Integrative Brain Dysfunction:
   One American's Perspective. 
        GP Prigatano(セント・ジョセフ病院、米国)
AOne look at America's TBI systems and statistics:
   The Good and the Bad
        HE Marshall(東北文化学園大学)
Bスウェーデンにおける高次脳機能障害のケアシステム
        高橋正彦(カロリンスカ研究所、スウェーデン)

外国人講師による講演には同時通訳がつきます。
本公開講演会は一般の方々も聴講が可能です。