スタッフは理学療法士が9名、理学療法助手(非常勤
職員)が3名の合計12名ですが、常時1〜2名の実習
生が来ているのでそれ以上いるように見えるかもしれま
せん。
センター設立当初から勤務している者は川井前士長を最
後にいなくなってしまいましたが、半数の職員はセンタ
ー勤務歴10年以上のベテランです(理学療法士の平均
年齢は他の病院と比べると高いかもしれません?)。
理学療法の定義は理学療法士および作業療法士法に「理
学療法とは、身体に障害のある者に対して、主としてそ
の基本的な動作能力の回復を図るため、治療体操、その
他、運動を行わせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱、
その他の物理的手段を加えることをいう。」とあります
。ここでは現在約120名の入院,入所者の方を主治医
の指示にて理学療法を行っています。疾患別では
約40%が脊髄損傷、約35%が脳血管障害となっています。
のべ患者数では入所している方は1%未満でほとんどが
入院している方となっています。
理学療法を行っているのは、病院玄関を入って突き当た
りを右に曲がり、北に屋外訓練場、南に廊下を隔てて作
業療法室にはさまれた、壁のない、すぐに“見られる”
“触れられる”とまるでサファリパークにいる様な自然
環境に恵まれた運動療法室、温熱療法や電気治療を行う
物理療法室、水中訓練や温水を使った治療を行う水治療
法室です。
廊下を通る時にでも見て下さい。わいわいと騒がしく
、理学療法を行っている所が見えるかもしれません。