施設整備状況
管理部 会計課

平成11年度補正予算等により予算措置され、国土交通 省関東地方整備局の施工により行われておりました工事 のうち、災害用備蓄倉庫新築工事と病院厨房改修工事が 完成しましたのでご紹介します。

1 災害用備蓄倉庫新築工事
 阪神淡路大震災等の災害を踏まえ、平成12年度予備 費で予算化され、新設工事を実施いたしました。
今までは、プール横の2台のプレハブに別紙の災害用備 品等を収納していましたが、今後は、野球場北側にでき たこの災害用備蓄倉庫に収納されることとなりました。
 今回の整備により、当センターの防災体制が一層充実 しました。今後とも入所者や患者さん等の安全を第一と し災害の未然防止に努めて参ります。

災害用備蓄倉庫 災害用備蓄倉庫内部
災害用備蓄倉庫 災害用備蓄倉庫内部

防災倉庫の物品
品     名 数量
タオル 504
トランシーバー 4
ハンドマイク 5
簡易トイレ 20
簡易トイレ 19
強力ライト 10
軍手 504
見えるラジオ 10
発電機 1
防災ズキン 600
防災テント(横幕、短) 20
防災テント(横幕、長) 20
防災テント(骨組み) セット 10
防災テント(天幕) 10
バスタオル 250
フック 600
ヘルメット 160
ポリタンク 100
筆談 50
防災用具セット セット 50
毛布 100


2 病院厨房改修工事
 この改修工事は、平成11年度補正予算において予算 化され、平成13年11月30日に竣工しました。
今回の工事においては、大量調理衛生管理マニュアル( 平成9年3月24日衛食第85号厚生省生活衛生局長通 知)に基づく厨房内の徹底した衛生管理を重点に改修を 進めました。
改修工事の内容は、汚染区域と非汚染区域の区分けをお こない、コーナーごとに隔壁や機器等で仕切りをし、ま たそのことを調理従事者の意識に徹底させるため、各区 域の床面の色分けを実施しました。さらに作業工程にお いて食品の流れの一方通行化を図り、汚染、非汚染区域 が交差しないような構造としました。
 次に、大型厨房機器については、老朽化していたため 、すべてを更新しました。冷蔵、冷凍設備は、食品の温 度管理の強化のため、従来のものよりもより大きな設備 を導入し、真空冷却機といった新規機器を導入しました 。洗浄設備については、最新のかき上げ式食器洗浄機を 採用し、業務の効率化、軽減化を図りました。さらに入 院患者さんに温かい料理は温かく、冷たい料理はは冷た くといった、おいしい食事をしていただけるように保温 保冷配膳車を機能の向上した機種へ更新しました。
 センターとして、入院患者さんに対して、今後ますま すよりよいサービスの提供を図っていきたいと思います 。


大型冷凍冷蔵設備
大型冷凍冷蔵設備

真空冷却機
真空冷却機

かき上げ式洗浄機
かき上げ式洗浄機

保温保冷配膳車
保温保冷配膳車