「職員研修会」を終えて
管理部総務課



 平成14年3月8日(金)に本センターの全職員を対象に職員研修会を開催しました。テーマは、「セクシ ャル・ハラスメントについて」と「健康体操術〜リラクセーションしてますか?」の二つでした。


1 講師

(1)「セクシャル・ハラスメントについて」
講師 潟Nオレ・コーポレーション
代表取締役 伊谷 江美子 先生


(2)「健康体操術〜リラクセーションしてますか?」
講師 泣}ベリック・ジャパン
ヘルスケア事業部長 小嶋 紀子 先生
          助手 山口 裕美子 先生



2 内容

(1)「セクシャル・ハラスメントについて」では、 セク・ハラには@対価型(地位・力関係を理由した) セク・ハラとA環境型(日常的な言動等)セク・ハ ラの2つの種類があること、また、人と人とのコミ ニュケーションの3要素として@言葉・話の内容A 話方・声の大小B表情・姿勢・動作・服装があり、 特にB番目の表情・姿勢・動作・服装といったビジ ュアル面が人に与える印象に影響しやすい割合が55% と半数以上を占めているため、清潔感のない人 ほどセク・ハラと言われやすい可能性があり、普段 からなるべく清潔に努めた方がよいこと。また、女 性と男性の性差について、例えば男性の場合、物事 の感じ方について、まず情報は五感を通して意識さ れ、意識から感情といった情報の流れになるのに対 して、女性の場合は情報が意識を通さずすぐに感情 に結びつくケースがあるなど、男性と女性の違いに ついてきちん理解しておく必要があること等、セ ク・ハラになりやすい背景について、分かりやすく ご講演頂きました。


セク・ハラについての講演の様子



(2)「健康体操術〜リラクセーションしてますか?」 は、最近、生活習慣病(主にストレス)等で体調を 崩す者が増加傾向にあるため、当センター職員にお いても健康を保持するための知識を身につけ、体調 を崩さないようにするため企画された。
健康とは、単に病気であるか否かと言うだけで はなく、環境の変化やストレスに対しても適応でき る安定した心と身体を持ち合わせていることであ る。そのため、日頃より運動(有酸素運動)を欠か さず行うことが必要であり、今研修会において、そ の有酸素運動の方法について、実際に実技を行い体 験しました。
 実技は軽いストレッチから入り、音楽のリズムに 合わせて歩行運動(ちょっと早いリズムで)を行い、 その後リラクセーション運動を行った。軽い運動の 後のリラクセーション運動はとても気持ちよいもの で、身体だけでなく心も気持ちよいものであった。 最後には寝てしまいそうになるぐらいリラックスで き、研修に参加した職員からも講演終了後とても気 持ちよかったという言葉が聞けました。
 普段の健康は、適度な運動と心のリラックスが重 要であり、1時間程度の運動と体操を行うことで、 適度な運動と心のリラックスを得ることが分かり、 これからは時間の許す限り実践していきたいと思い ます。


講師の指導で健康体操を行う職員の方々



3 終わりに

 3月という年度末の多忙な時期での開催であり、 参加人数に不安があったが職員の協力により、予想 を越える参加者を得ることが出来ました。本センタ ー職員の方が今回のテーマである「セクシャルハラ スメント」と「心と身体の健康」についてさらに理 解を深め、働き易い職場づくりを心がける一助にな れぱ、また、その輪が広がればと願います。