[国際協力情報]
海外からの政府関係者の視察について
国際協力事業推進本部事務局



 2002年2月から3月にかけて、海外より次の政府関係者の方々が当センターの視察にいらっしゃいましたので、紹介します。



平成14年2月13日(水)
 モンゴル国社会福祉局長官ハタンバータル氏(Mr. Jambal Khatanbaatar)エルデネト銅鉱山工場附属病院医長ダンダー氏(Dr. Sukhbaatar Dandar)
 財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金の協力を得て、日本での障害者に関する取り組みについての視察のため、来日されました。当センターでは、病院第一機能回復訓練部の理学療法、作業療法、研究所福祉機器開発部、補装具製作部、更生訓練所の職能訓練を、また、同じ敷地内にある国立職業リハビリテーションセンターも視察され、活発に意見を交換いたしました。


補装具製作部を視察するハタンバータル長官(左から2番目)とダンダー病院医長(最左)



平成14年2月27日(水)−28日(木)
 チリ共和国首都圏東部衛生局長ガルシア・アスピジャガ・ペドロ氏(Dr. GARC鵞 Aspillaga Pedro)、ペドロ・アギーレ・セルダ国立リハビリテーション・インスティテュート所長ヌニェス・カレラ・パトリシオ・エドモンド氏(Dr. NЕZ Carrera Patricio Edmundo)
 国際協力事業団チリ国身体障害者リハビリテーション・プロジェクト・カウンターパート研修員として、行政の役割と実際についておよび施設の運営について視察に来日されました。当センターでは、日本における障害に係る行政システムについて話をし、病院におけるチームリハを中心に、回診、ケースカンファレンス、各機能回復訓練、更生訓練所、研究所、学院と2日間かけて視察されました。
 また3月13日(水)には、プロジェクトに係る意見交換も活発に行われました。


職能訓練(第一ワーク)を視察するガルシア衛生局長(右から2番目)とヌニェス所長(最右) プロジェクトについてプレゼンテーションするガルシア衛生局長



平成14年3月6日(水)
 ホンジュラス共和国厚生次官マテウ・アマヤ・ホセ・マヌエル氏(Dr. Matheu Amaya Jos Manuel)
 国際協力事業団の個別研修として、保健医療サービス向上をテーマに来日されました。当センターでは、総長によるリハビリテーション医療の現状についての講義、および当センターの病院におけるチームリハを中心に、回診、ケースカンファレンス、各機能回復訓練、更生訓練所、研究所の視察をされました。


ロービジョンクリニックを視察するマテウ厚生次官(中央)



平成14年3月22日(金)
 フィリピン共和国社会福祉開発次官パブロ・ルワルハティ・フォナシエール氏(Ms. Pablo, Luwalhati Fonadcier)
 国際協力事業団の個別研修として、社会福祉行政をテーマに来日されました。当センターでは、更生訓練所の職能訓練、理療教育を中心に病院の理学療法、作業療法、研究所の福祉機器開発部を視察され、また、同じ敷地内にある国立職業リハビリテーションセンターにおける職業訓練も視察されました。


職能訓練(第四ワーク)を視察するパブロ長官(左)



平成14年3月27日(水)
 モンゴル国社会保障・労働大臣シーレギーン・バトバヤル氏(Mr. Shilegiin BATBAYAR)同省対外関係局長ツレンダグバ・ゲレルグア氏(Ms. Tserendagva GERELGUA)労働・社会保障監督局課長バーダイ・ドブドンバルジル氏(Mr. Baadai DOVDONBALJIR)ドルノド県社会保険局長ツェンドジャビン・サラントヤー氏(Ms. Tsendjavyn SARANTUYA)
 外務省の対モンゴル知的支援招聘事業の一環として、来日されました。 当センターの事業概要をご説明し、病院における各機能回復訓練部、研究所の運動機能系障害研究部、福祉機器開発部、補装具製作部、更生訓練所の職能訓練各ワークショップ、理療教育部特別学習室、学院の手話通訳学科等を視察されました。


作業療法部門を視察するバトバヤル大臣(中央)



 平成13年度においては、323名の海外からの見学者を受け入れましたが、視察の受け入れ等を通じて、今後とも国際協力を推進して参ります。