総合防災訓練の実施について |
管理部総務課 |
平成15年度第1回目の総合防災訓練が7月2日(水)所沢市
東消防署の協力を得て実施されました。
この訓練は、当センター消防計画第41条に基づく、消火訓練
から、通報、避難、救助訓練までの諸訓練をまとめて実施する
年2回の総合訓練です。
今回の訓練は、訓練時間中に震度5強の地震が発生し、二次
災害としてセンターの西棟当直室及び病院新館2階談話室で火災
が発生した想定で行われ、次の内容の訓練を行いました。
@ 通報訓練:防災センターは、火災発生の通報により、館内に
避難放送を行うとともに、消防署に火災発生の119番通報を行う。
A 避難訓練:防災センターの避難放送により、入所者、入院患
者等は、職員の誘導指示に従い、第一次避難場所に避難し、人員
点呼後、本部の指示により第二避難場所に移動する。
B 消火訓練:消火隊は、火災発生の通報により、それぞれの
出火場所に急行し、火災の初期段階での消火動作を行う。
C 救助訓練:本館4階検索担当者は、4階ベランダに取り残さ
れた2名を発見し、本部へ報告、本部連絡隊長は、消防署員に救助
要請を行い、消防署のはしご車による救助活動を行う。
以上の訓練の終了後、所沢市東消防署課長からは、「概ね良好
であった」との講評がありました。
最後に消防署員の指導の下、入所者、職員等約40名が消火器の
操作訓練を行い、全ての訓練が終了いたしました。
今回の訓練は、特に、前回の訓練における、連絡体制の不備等
についての改善を図り、その成果が現れた訓練でした。
今後においても、災害の発生に対して、さらに的確、かつ、
冷静な対応ができるよう、訓練の実施及び防災体制の確保に努めて
いきたいと考えています。