エネルギーセンター紹介1
(電気設備)
管理部 企画課



 普段、皆さんにはあまり馴染みのない、しかし、非常に重要な部署 であるエネルギーセンターについて紹介します。エネルギーセンター では、約22万uという敷地内の建物、延約92,000uを管理し、エネル ギーを供給しています。全ての業務を鱒エ光社の和嶋所長以下14名の 職員で昼夜を問わず、事故が起こらないようにおこなっています。今 月号から3回に分けてエネルギーセンターを紹介します。今回は電気 設備にはどのようなものがあり、エネルギーセンターではどのような ことをおこなっているのか紹介させていただきます。
 主要電気設備としては受変電設備、中央監視制御装置や自家発電設 備があります。
 受変電設備では、66,000Vの特別高圧で受電し、6,600Vの高圧に下げ て各棟の変電所へ送ります。変電所は15箇所あり、そこで100V及び200 Vの低圧に下げて各使用場所へ電気を送っています。
 中央監視制御装置では、電力が各棟にきちんと配給されているか、 チェックしています。
 自家発電機は2台あり、電力供給が麻痺したときにでも、全ての設 備を動かすのに必要な電力を約1週間は供給できます。
 エネルギーセンターでは日常運転及び保守管理業務を行っています が、主な業務に運転監視業務と日常巡視点検業務があります。以下、 運転監視業務と日常巡視点検業務の主なものをそれぞれ表にして示し ます。


運転監視業務
電気設備 作業項目
受変電設備
自家発電設備
配電設備
中央監視制御装置
1 設備の運転、操作
2 中央監視制御装置、電力監視盤による異常の有無の確認等
 

日常巡視点検業務
電気設備機器等 内容
電灯、コンセント設備
 
1 管球の交換
2 器具の点検
放送設備
 
1 音量、音質の点検
2 表示灯の点検等
電気時計設備
 
 
1 表示灯の点検
2 電源電圧の点検
3 外観点検等
TV共聴
1 ブースター、分配器等の点検
断路器
遮断器
1 端子、刃の接触部の変化の有無の点検
2 ブッシング汚損、破損、亀裂の有無の点検等
変圧器
 
 
1 油量、湯温の適否の点検
2 振動、異音、異臭の点検
3 ブッシングの汚損、損傷、端子部過熱の有無の点検等
特高、高圧受電盤
高低圧配電盤
 
1 表示灯の点検
2 電源電圧の点検
3 外さくの点検、施錠の確認、室温振動の点検
分電盤
操作盤
動力盤
1 表示灯の点灯の確認
2 外観の汚損、損傷の有無の点検
3 端子部のゆるみ、過熱の有無の点検等
中央監視制御装置
 
1 信号灯、表示灯の点灯の確認
2 監視盤、中継装置、各種検出部の点検等
自家発電設備
 
 
 
1 燃料タンク油量の点検
2 冷却水タンクの水位の点検
3 各計器指示値の確認の記録
4 始動用空気の圧力の点検等
蓄電池
 
 
1 電極板の変形、損傷、脱落の有無の点検
2 電圧測定、均等充電
3 比重測定、比重調整等
電動機
その他回転機
1 異常振動、異音、異臭、過熱、亀裂の有無の点検
2 軸受及び潤滑油の点検等

自家発電機
自家発電機

受変電設備
受変電設備

中央監視制御装置
中央監視制御装置