去る９月16日（金）に日本を代表するピアニストの一人である田部京子さん の訪問コンサートが開催されました。
　このコンサートは所沢市民文化センターのご提案により、「世界的な演奏家 の演奏に、じかに触れてもらい音楽芸術に親しみを感じていただき、広く世界 の文化に関心を持ってもらうこと。」を目的として行われたもので、当日は当 センターの入所者・入院患者ばかりでなく中国帰国者定着促進センターの方々 や職員など多くの人が会場に集まりました。
　演奏曲目はバッハの「平均律クラヴィーア曲集第１番（前奏曲）」（1722年 頃の作品）、ベートーヴェンの「エリーゼのために」（1810年の作品）、ショ パンの「別れの曲」（1830年頃の作品）、ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」 （1910年頃の作品）と幅広い年代の曲を演奏され観客を魅了しました。
　また、質疑応答時にはたくさんの質問が出て、日頃聞けないようなことも、 気軽にお答えいただき、コンサートがより身近なものになりました。
　最後にアンコール曲として、ショパンの「子犬のワルツ」で締めくくり、盛 大な拍手の中、コンサートは終了しました。田部さんありがとうございました。

会場に集まった多くの人々

演奏する田部京子さん