今回は機械設備にはどのようなものがあり、エネルギーセンターではどのよ うなことを行っているのか紹介させていただきます。
　主要機械設備としては冷凍機、冷却塔、空気調和機、ファンコイルユニット 、送排風機やボイラー等があります。

　冷凍機では冷房用の冷水（７℃）を作っています。 ３台の冷凍機で合計2,3 30t/hの能力です。冷水は各棟機械室の空気調和機とファンコイルユニットに送 られます。

冷凍機

　冷却塔は冷凍機で熱交換して温かくなった冷却水の熱を空気中に放出するた めの装置です。テニスコートの横に３基あります。皆さんご存知でしたか。

冷却塔

　空気調和機は冷風（冬季は温風）を各部屋等に送る機械です。冷水、温水（蒸 気）と熱交換した空気を送風機で送り出します。温度調整のほか、新鮮な外気の 取り入れを行います。

空気調和機

　ファンコイルユニットは各部屋にあります。冷水（冬季は温水）を熱交換して 部屋の温度を調節します。

ファンコイルユニット

　送排風機は汚れた空気、温まった空気等を強制的に交換する機械です。小さな ものはトイレにあるものから、大きなものはボイラー室の熱風を送排気するもの まであります。

送排風機

　ボイラーは熱源としての蒸気を作ります。蒸気は暖房の熱源、浴場、病院の減 菌装置等に使われます。３台のボイラーで27t/hの蒸気発生能力があります。

ボイラー

　これら機械設備に異常がないように、常時エネルギーセンターでは重点的に管 理をしています。以下、表にして簡単に説明を加えます。