〔更生訓練所情報〕
国立塩原視力障害センターとの親善球技大会に参加して
更生訓練所理療教育部


 平成19年5月26日(土)塩原センターにて親善球技大会が実施された。例年行われる3種目からグランドソフトボールがなくなり、2種目の大会となった。今回、リハセンターではサウンドテーブルテニス5名、フロアバレーボール8名、学友会代表1名の14名、引率3名で塩原センターへ向かった。8時30分集合を30分繰り上げ、余裕を持って行動を心がけた。西武新宿線からJRに乗り換え時にちょっとハプニング・・・・・。

 新宿にてJRバスに乗り込みこれでOKと思いきや、栃木市を過ぎたところで事故渋滞。到着予定時間を50分遅れの14時10分に塩原センターに到着。即座に打ち合わせ、フロアバレーボールの試合と移った。


(写真1)試合前に円陣を組み、塩原センターにエールを送る国リハバレー部
試合前に円陣を組み、塩原センターにエールを送る国リハバレー部


 第1セットリハセンターにミスが目立った10対15でセットを落とす。第2セット、「ミスを少なく」を合言葉に接戦を勝ち取り(15対12)第3セットに持ち込んだ。最終の3セットは8点先勝。序盤、6対2とリード。このまま行けば勝てると誰もが思った瞬間、立て続けに4点を奪われ、おまけに今までチームを引っ張っていたキャプテンまでも怪我のため退場。最終的には6対8で敗退。しかし、選手たちはよく頑張ったと思います。出場できるかどうかの危機で集まった選手たちに感謝でいっぱいです。


(写真2)後衛から前衛にパスを送る
後衛から前衛にパスを送る


 次にサウンドテーブルテニスでは、時間の関係で2会場で行われた。本会場(体育館)4試合。サブ会場(感覚訓練室)1試合の5試合で勝敗を決めた。。本会場1試合目は21対16で勝ち。別会場の2試合目は21対15で勝ち。第3試合目は21対7で圧勝。4試合目は21対3で勝ち、5試合目は21対9で勝ち。5勝0敗で勝利を手にした。どの試合も危なげなく、力の差を見せ付けた試合であった。


(写真3)別会場で行われた第2試合
別会場で行われた第2試合

(写真4)メイン会場
メイン会場


 制度や利用者の状況等で色々と、状況が変わる中、できる限りのことを行い、このように終えられたことが1番よかったと思います。あん摩・マッサージ・はり灸師になるために当センターで学び、今まで味わったことのない勝負の緊張、そして他施設との交流。リハセンターの仲間たちはもちろん、同じ競技を通じて多くの方々との交流は、今回参加した選手たちの宝物、よき思い出、そして今後の自信につながってくると思います。

 受け入れ調整で塩原センターには大変ご迷惑をおかけしましたが、本当に塩原センターには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。そしてまた、来年、リハセンターでこの続きができることを楽しみにしています。


(写真5)試合を終え、塩原センターの選手と共に記念撮影
試合を終え、塩原センターの選手と共に記念撮影