〔学院情報〕
学院スポーツ交流会開催される
学院事務室



 去る5月26日(土)、当センター陸上競技場及び体育館において、学院スポーツ交流会を開催しました。この交流会は、日ごろ疎遠になりがちな他の学科の学院生及び教職員との交流を深め、養成事業の効果的な推進に資するために、毎年、この時期に開催されているもので、今回も学院生、職員合わせて114名が参加し、楽しく交流を深めることができました。

 この交流会開催準備のため、4月下旬から実行委員会を立ち上げ、当日までに延べ4回本委員会を開催し、競技内容、役割分担等について検討を重ね、終始学生が中心となって企画、運営されました。今回は、残念ながら、日本義肢装具士協会学術大会と日程が重なったため、義肢装具学科の学生は開催当日こそ参加できませんでしたが、実行委員会開催時等準備の段階では積極的に参加していました。各学科で運営の役割分担をしたこともあって、学科間の交流だけではなく、学科内の交流も深まったと思います。

 開会式は13時に始まり、学院長挨拶と選手宣誓、準備体操等を行った後、13時30分から各学科の学生、職員入り混じってキックベースボールとドッヂボールが行われ、15時からはクラス対抗バレーボールが行われました。そして、夕方からは学院棟で懇親会を開催しました。真夏のような陽射しと暑さの中で、各競技とも大いに白熱し、顔面にボールが当たるなど若干のハプニングはありましたが、大きなケガもなく、各競技を楽しく無事終了することができました。懇親会では、参加者の自己負担により、飲み物や食べ物を用意され、表彰式やビンゴゲームなどで引き続き大いに盛り上がりました。とても有意義なひとときを過ごすことができました。

 最後に、学院生を代表して手話通訳学科の鈴木央梨美さんとリハビリテーション体育学科の寺本朋弘さんに感想文を書いていただきましたので、紹介します。



(写真1)学院スポーツ交流会の様子





学院スポーツ交流会


手話通訳学科 鈴木 央梨美


 5月26日(土)午後。前日までのぐずついたお天気が嘘のような気持ちのよい青空の下、学院スポーツ交流会が開会されました。1年生にとっては入学後、初めての学院全体でのイベントです。事前に各学科の実行委員による打ち合わせを重ねること数回。今年度はキックベース、ドッチボール、そしてクラス対抗バレーボールを行いました。キックベースとドッチボールは教職員、学科の垣根を越えての混合チームによる試合のため、普段なかなか接する機会のない人たちとも交流することができました。一方、バレーボールでは放課後に練習を行うなど、熱心に取り組んだクラスもあったようで、白熱した試合がいくつもみられ応援にも力が入りました。印象深かったのは、RS(リハビリテーション体育学科)のてきぱきした審判ぶり、息の合った進行を務めたST(言語聴覚学科)、車椅子使用者混じってのキックベース、決勝戦に勝ちあがったRS1年生チーム(人数不足でSI(手話通訳学科)2年生が急遽加わった)と教官チームとの熱戦です。スポーツ交流会終了後に行われた懇親会でも、楽しい雰囲気はそのまま、試合の話から始まり他学科の学生の普段の学院生活の話に花が咲きました。

 残念ながらPO(義肢装具学科)全員と、RB(視覚障害学科)2年生が実習中のため不参加、さらに新入生の減少という厳しい条件ではありましたが、例年に劣らず充実したひとときが過ごせたのではないでしょうか。これも、教職員、実行委員をはじめ学生のすべての方々の協力のおかげです。大きな怪我人もなく無事終えられたことに感謝申し上げます、ありがとうございました。






学院スポーツ交流会を振り返って


リハビリテーション体育学科 寺本 朋弘


 スポーツ交流会の前日は雨が降っており開催が危ぶまれましたが、当日は天気も回復し、まさにスポーツ日和となりましたので実行委員の私としてはひと安心しました。私はドッジボールに参加し、最初は女性の人数が多かったので試合が上手く成り立つのか不安に思っていましたが、いざ試合になるとむしろ同じチームの女性に助けられてばかりで大変頼りになり、試合を十分に楽しむことができました。このドッジボールは複数の学科の方たちが混合となったチーム編成であったため、普段はなかなか交流の機会がない他学科の人たちと一緒にスポーツをすることで仲良くなることができたと思います。

 また、学科対抗のバレーボール大会は、大変な盛り上がりを見せていたと思います。各学科の応援は大変凄まじく、試合を観戦していたこちらが圧倒されるほどでした。最終的な結果は、SI学科から助っ人として入っていただいた方たちの力もあり、私たちRS学科1年生チームが優勝することができました。このバレーボール大会で同じ学科の仲間の普段は見ることのできない意外な一面も見ることができ、より一層学科の仲間との絆を深めることができたと思います。

 今回のスポーツ交流会は改善すべき点もいくつか見られましたが、各学科が交流するという点では大変素晴らしいものであったと思います。