〔病院情報〕
病院紹介シリーズ⑨「医事管理課」
 


 当センターの病院は、国立身体障害者リハビリテーションセンターが昭和54年7月に開設されると同時に開院し、平成7年までに組織の拡充や事業の拡張等を行い、現在に至っております。
 開院当初から、身体障害者や身体障害者になるおそれのある方を対象とした障害者の総合診療機関として、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士などが診断・治療とリハビリテーションを行っています。
 医事管理課はその運営のため、管理部の分課として職員数12名(職員5名、非常勤職員7名)と派遣職員8名の総勢20名で外来患者の受付と精算、入退院の手続き、入院患者の厚生、医療に関する統計及び診療記録の保管に関する事務並びに病院の設備管理に係る事務を行っています。
 外来患者の受付、患者の入退院及び診療記録の整理保存等の業務を行う「医事係」、診療費の算定・請求事務等の業務を行う「算定係」、病院の設備管理業務・統計事務・他部課との連絡調整等の業務を行う「管理係」の3つの係が置かれています。
 8時40分から始まる受付窓口は、外来患者受付・精算、新規外来患者の受付、入院手続きなどで午前中は大変慌ただしい時間帯ですが、その最中でも「親切、丁寧、確実に」をモットーに笑顔での応対を心がけています(写真1)。
 事務室内では、診療費の算定、入院調整、診療照会への対応、診療部門との調整をしています(写真2)。ここでは、医療事務の専門的な知識が要求され、参考専門書を前にすることも日常的な光景です。時には、診療報酬算定に関して白熱した議論も行われます。
 また、外来診療室・訓練室及び病棟における患者さんへの適切なサービスを提供するため、必要な物品の調達、機器の修理などで病院内を行ったり来たりすることが頻繁にあり、日々奮闘しています(写真3)。
 なお、外来診療を円滑に行うため、一昨年度中途から電話による予約サービスを開始しました。外来受診の待ち時間の短縮等に効果がでています。電話予約の詳細につきましては、当センター病院のホームページをご覧下さい。
  「障害のある方々やそのご家族から、信頼と満足の得られるリハビリテーション医療を提供するとともに、リハビリテーション医学の発展と専門的医療者の育成に努める。」(病院の理念)を実践するため、医事管理課職員は、病院スタッフの後方支援を職責として一同努力をしております。今後とも、皆様方のご支援とご協力をお願いして、当課の紹介を終わります。

(写真1) (写真2)
(写真1)
(写真2)
(写真3)  
(写真3)