〔お知らせ〕
総合防災訓練の実施について
管理部総務課



 平成20年度第1回目の総合防災訓練を6月25日(木)に所沢市東消防署の係官の立ち会いのもと実施しました。
 この防災訓練は、当センター消防計画第41条に基づき、消火、通報、避難誘導、検索等の自衛消防活動を習熟する目的で実施される年2回の総合訓練です。
 今回の訓練は昨年の第1回総合防災訓練に引き続き、夜間に震度5程度の地震が発生した後、二次災害として宿舎棟西3階北談話室及び病院新館3階病棟食堂より火災が発生した夜間想定で、一報を受けての宿直者・準夜勤務者・警備員や、構内宿舎から駆けつけてきた職員が利用者及び入院患者の避難誘導や検索の活動に当たりました。
 今回、夜間における緊急地震速報による身の安全を確保する訓練を計画しましたが、実際に身の安全を確保する動きが出来たでしょうか。利用者の中には防災頭巾をかぶって避難している方が数名見受けられましたが、実際に強い地震が発生したときは、防災頭巾の着用は有効だと思われます。また、机やテーブル等の下に潜る、書棚等の転倒する可能性がある物から離れるなど、先ずは、身の安全を確保することが大切です。
 避難誘導訓練では、駆けつけた職員が自分が担当する地区にマグネットを貼ってから活動に移るところ、マグネットを貼らないで行くところを呼び止められてからマグネットを貼ったり、第一次避難場所に避難した後の人員確認が長時間掛かるなど、人員確認の方法等について再度、検討しなくてはならない課題が残りました。
 構内公務員宿舎入居者への災害発生の周知については、昨年の訓練で非常ベルが聞こえないことが検証され、その是正方法について検討しているところです。また、今回の訓練では車庫に設置してある誘導チャイムを作動させ、空き宿舎に職員を配置し確認したところ、各棟とも窓を閉めていてもある程度聞こえた(身構えていたため)ということでしたが、実際に生活をした場合、聞こえないことも考えられるため、公務員宿舎入居職員への周知方法等については、今後も検討をしていくこととします。
 当日は雨天のため、第一次避難場所を渡廊下(東西大通り1階)及び各病棟の廊下に、第二次避難場所を講堂にそれぞれ変更して行い、参加者全員が講堂に集合し、管理部長の挨拶及び消防署の担当課長より講評をいただき、終了しました。なお、消火器操作訓練は中止しました。
 最後に、総合防災訓練は年2回実施するため、そのうち1回は夜間想定での訓練を続けていきたいと考えています。

 




前頁を読む

目次へ戻る
次頁を読む