〔野鳥シリーズ74〕
リハセンターに飛来する野鳥を友に
元理療教育部長 見原 捷三



カンムリカイツブリ

 前回、カイツブリの記事を書いた際に、お約束しましたカンムリカイツブリを今回は、取り上げました。
 このカンムリカイツブリは、全長が約51cm、翼開帳時は85〜80cmの国内最大級ですが、世界では、北アメリカ産のクビナガカイツブリに次ぐ大形のカイツブリです。
 色彩は、写真のとおり上面は灰褐色、下面は光沢のある白色、嘴は長く尖り嘴と根元を結ぶ黒線目立ち、夏になると黒い冠羽を持っていることからこの名前が付けられました。
 日本では、北海道の湖沼で少数が繁殖していますが、殆んどは本州以南の港湾、河口、湖沼、内海等に冬鳥として飛来します。
 この写真は、狭山湖の湖畔で撮ったものですが、とても警戒心が強くてなかなか近づいてくれませんでしたので、1,200mmの超望遠レンズを用いて撮ったものですが、被写体が小さくて記録写真になってしまいました。
 更に、天候も悪く余りいい写真ではありませんがご容赦下さい。



(写真)カンムリカイツブリ