当学院では例年、入試等に関する問い合わせが多くなる時期にあわせ、学校説明会を行っています。今年度は１０月１２日（火曜日）１３時より当学院で開催しました。
　当日は、まず参加者全員に学院講堂へ集まっていただき、全学科合同で中島学院長の挨拶と全体説明を行ったあと、希望学科ごとに分かれて具体的な説明を行うというスケジュールで進みました。簡単ですが当日の様子をお伝えします。
　学院長は挨拶の中で、国立障害者リハビリテーションセンターという名称についての説明という形をとりながら、障害とはなにか、リハビリテーションとはどういったことかについてわかりやすく述べられ、学校説明会の機会を大いに活かして情報を得て帰ってほしい、と締めくくられました。
　学院長挨拶の後、養成主事が平成２３年度入学試験に関することや学院での生活、学生宿舎などについて１５分ほど全体的な説明を行いました。その後、５つの学科について紹介を行いました。１学科につき５分程度と短い時間でしたが、各学科ともスライドや動画などを使いながら、その学科で学ぶことができる内容や目指す職業について要点を押さえた説明を行っていました。
　講堂での説明は１時間ほどで終え、希望学科ごとに分かれてそれぞれの学科のあるフロアへ移動しました。各学科では教官から学科の概要、カリキュラム、就職状況等について説明を行うとともに、教室や実習室などを案内し、午後４時過ぎには全ての学科の説明を終了しました。参加者は、来春の大学等卒業予定者や社会人など様々で、合計１０５名でした。
　参加された皆さんには、７月末に行われたオープンキャンパス同様にアンケートにご協力をお願いし、６８名から回答をいただきました。今回は質問の内容を少し変えて、当学院をどのような手段で知ったかについてうかがいました。９１.２％の方は当センターホームページから、との回答でした。さらに当センターのホームページをどのような方法で知ったかについてうかがったところ、学校を紹介するサイトとインターネットでのキーワード検索を合わせた数が６６.１％となり、インターネットから情報を得ている方が多いことが改めてわかりました。今回のアンケート結果は、今後、学院を周知する方法を検討するにあたり重要な材料となるでしょう。
　各学科別参加者数の内訳は、次の表のとおりです。来春、１月に予定されている入学試験時には、リハビリテーション分野における先駆的指導的専門職員を目指す、優秀で、かつ熱意のある受験生が数多く応募されることを期待しています。