〔研究所情報〕
研究所オープンハウスを開催します
研究所 感覚機能系障害研究部 世古 裕子


 当研究所では、医学、工学、社会科学、心理学と広範囲の分野の研究者が障害のある方の医療・福祉の向上と自立支援を目指し、研究を行っています。研究所における研究内容と成果を多くの方に知っていただくために、オープンハウス(研究所一般公開)を開催いたします。ぜひこの機会に障害者支援を目指した最先端の研究に接してみてください。当日は、当研究所で開発された福祉機器の紹介や各部門の研究内容を紹介するパネル展示をご覧いただきながら、皆様と意見交換を行えることを楽しみにしております。
日時 平成23年12月9日(金曜日)(10時〜16時)
ところ 国立障害者リハビリテーションセンター研究所
内容 研究所の各部が進めている研究について、パネル展示や開発・活用機器の紹介
参加費 無料

図 脳機能系障害研究部
脳機能系障害研究部
「脳機能障害の科学的支援に向けて」
ブレイン-マシン▪インターフェイス(BMI)を用いた環境制御システムの開発
発達障害の客観的評価▪診断
図 感覚機能系障害研究部
感覚機能系障害研究部
「見る・聞く・触る」感覚障害を最先端技術で科学する
指文字用触手話ロボットの開発
吃音の研究
網膜の変性と再生に関する研究
図 運動機能系障害研究部
運動機能系障害研究部
「立つ・歩く・座る」動作改善に向けた科学的アプローチ
立位姿勢と歩行の制御機序の解明
脊髄損傷後の歩行リハビリテーション
脊髄損傷後の再生医療
褥瘡(じょくそう:床ずれ)の予防
図 義肢装具技術研究部
義肢装具技術研究部
「義肢装具をさわってみよう!」
筋電義手普及のためのデモ
いろいろな義肢装具の展示
義足に関する研究紹介
図 障害工学研究部
障害工学研究部
「先端工学の導入による新しい障害者支援技術研究と支援機器開発への挑戦」
障害者支援機器&評価機器用生体インターフェースの研究開発
認知障害者の日常生活・就労支援機器の開発
障害を持つ人が着たい服を手に入れやすい衣服環境への取組
図 高次脳機能障害情報・支援センター
高次脳機能障害情報・支援センター
「高次脳機能障害への理解を深めるために」
  高次脳機能障害情報・支援センターが10月に発足しました。
高次脳機能障害についての様々な情報をホームページにて発信するべく準備中です。
図 障害福祉研究部
障害福祉研究部
「障害者の自立・社会参加を支援するしくみづくり」
情報機器(電子図書)の活用による情報支援
きょうだい支援
盲ろう者に対する支援
ハンセン病問題の社会学的実証研究
利用者ニーズに応じた制度横断的なケア提供体制の構築
義肢・装具等の価格と製作費用
図 福祉機器開発部
福祉機器開発部
「『人・生活・もの ユーザーの思いを支える』福祉機器の開発と評価」
義肢装具/座位保持装置の試験評価
認知症者の福祉機器展示館
障害児者の自動車上での安全
高齢者向けの生活支援ロボット
電動車いすの臨床評価
電動車いすシミュレータ
車いす搭載形うつ熱予防システム
6点入力式簡易電子メモ装置
トレーニング用バーチャルオフィス
文字保存機能付き透明文字盤システム
図 発達障害情報・支援センター
発達障害情報・支援センター
「発達障害の理解のために」
  発達障害に関する信頼のおける情報を、本人、家族の方、発達障害を知りたい方、発達障害に関わる方(支援者)に、わかりやすく提供しています。
図 (仮称)障害者ライフモデルルームの紹介
(仮称)障害者ライフモデルルームの紹介
誰もが使いやすい福祉機器と部屋環境を考えるために約12m四方の多目的空間とトイレと風呂を常設した施設をセンター内に設置します。 多くの方々を対象とした情報発信・情報交換の場として活用する予定です。