〔インフォメーション〕
研究所オープンハウスを開催します
研究所

  当研究所では、医学、工学、社会科学、義肢装具学など広範囲の分野の研究者が障害のある方の医療・福祉の向上と自立支援を目指し、研究を行っています。研究所における研究内容と成果を多くの方に知っていただくために、オープンハウス(研究所一般公開)を開催いたします。ぜひこの機会に障害者支援を目指した最先端の研究に接してみてください。当日は、当研究所で開発された福祉機器の紹介や各部門の研究内容を紹介するパネル展示をご覧いただきながら、皆様と意見交換を行えることを楽しみにしております。(なお昨年度はリハ並木祭との同日開催でしたが、今年度は12月上旬平日の開催となります。)

◆日 時:平成26年12月5日(金曜日)(10時〜16時)
◆と こ ろ:国立障害者リハビリテーションセンター研究所
◆内 容:研究所が進めている研究について、パネル展示や開発・活用機器の紹介
◆参加費:無料
◆詳しくは今後下記URLをご覧ください。
http://www.rehab.go.jp/ri/event/2014openhouse.html

◆展示内容(予定)

■「心身機能の解明による回復・向上」の研究

【運動機能・細胞機能】●高次脳機能障害研究の紹介(文処理・音声処理の脳メカニズム) ●ブレイン−マシン・インターフェイス(BMI)実用化研究 ●高次脳機能の客観的評価手法およびニューロフィードバック手法の開発 ●発達障害研究の紹介 ●視線と視点の訓練について
【感覚機能・脳機能】●損傷脊髄の機能回復を目指した基礎研究 ●褥瘡のメカニズム解析と再発予防、遠隔地シーティングクリニック支援 ●(仮)脊損者の歩行機能回復を目指した研究 ●立位姿勢と歩行運動を支える神経システム ●網膜の変性と再生に関する研究 ●吃音の評価と治療への取り組み

■「活動と社会参加を支える技術」の開発

【日常生活・就労】●新しいコンセプトに基づく義手の開発 ●大切な情報を知らせてくれる生活支援ロボット ●予定と日付が分かる電子カレンダー ●住環境整備業務の体系化及び記録用紙の開発 ●高次脳機能障害者を支援するアプリ ●筋電で動く幼児向け筋電義手トレーニングシステム ●模擬筋電義手の体験・義手、義足の展示
【安全・健康】●車いす搭載型うつ熱予防システム ●車いすクッションやおむつのぬれ消散機能の測定 ●義肢装具 ●座位保持装置の試験評価
【移動・歩行】●電動車いすシミュレーター ●義足への荷重訓練支援システム
【学習・情報取得・コミュニケーション】●難聴の病態解明と新しい原理の人工内耳の開発 ●盲ろう者支援のための触指文字用ロボットの開発 ●透明文字盤コミュニケーションにおける介護者支援ツール ●ロボットによるコミュニケーション能力の獲得支援 ●プリントディスアビリティへの支援に関する研究〜多様な障害における電子図書活用〜
【機器等利用効果の評価・その他】●支援機器の臨床評価・障害者支援機器 ●評価機器のためのセンサ ●車いす利用者を模擬したダミーロボット

■「生活を整える社会環境整備」の提案

【サービス・制度・政策】●地域包括ケアシステム構築に関する研究(仮) ●義肢・装具・座位保持装置製作をめぐる価格と製作費用のはなし
【生活・安全を支える社会環境】●国リハコレクション2014(ファッションショーと展示)の紹介 ●災害時要援護者支援のあり方に関する研究 ●障害者および支援者による災害時の排泄問題対策に関する研究