障害者週間特設ページを開設しました

企画・情報部企画課(広報担当)

 12月3日(日)から9日(土)は、障害者基本法が定める「障害者週間」です。この間、国や地方自治体、関係団体で、障害や障害福祉への関心と理解を深めていただくための様々なイベントが開催されます。
 国立障害者リハビリテーションセンターでは、毎年、①日ごろお世話になっているボランティアの方々や就労移行支援の終了者を長期にわたり雇用されている事業所への感謝状の贈呈や、②障害や障害福祉にゆかりのある方による特別講演(YouTubeにて公開)などの事業を行っています。
 今年の特別講演は、来る12月16日(土)、23日(土)にNHKで前後編が放送されるドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」【番組ホームページにリンクします】の原作者である小説家の丸山正樹さんをお迎えしてご講演をいただきました。
 小説「デフ・ヴォイス」(のちに「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」に改題)は、丸山正樹さんのデビュー作であり、聴こえない両親から生まれた聴こえる子であるコーダ(CODA, Children of Deaf Adults)や、手話通訳士を題材にした小説です。
 講演では、『「デフ・ヴォイス」を刊行して12年、変わったことと変わらないこと』と題して、「デフ・ヴォイス」というタイトルに込められた想いやろう者との交流などについて語ってくださいました。講演動画は、12月4日(月)から国リハ公式YouTubeチャンネルにて公開予定です。情報保障として、UDフォントによる字幕、学院木村晴美主任教官、野口岳史教官による手話を付けています。是非、ご覧ください。
 また、12月4日(月)から8日(金)には、当センター本館1階ロビーにて、障害のある方のおしゃれや使いやすさを考慮した衣服を紹介する「国リハコレクション2023」も開催されます。
 詳細は、「障害者週間特設ページ」をご覧ください。

■障害者週間特設ページ
http://www.rehab.go.jp/shogaishashukan2023/